ユーロ/米ドル 回復の勢い続かず1.0620で後退

キーハイライト

  • ユーロ/米ドルは安値1.0340更新後、回復するも1.0600-1.0620付近で売りに転じる
  • ユーロ/米ドル 4時間足チャート上の下降トレンドラインは1.0620付近でレジスタンスとしての役割
  • 本日、ユーロ圏では、独統計局より独・貿易収支が発表、市場予測は前回値より変化なし
  • 本日、豪州では、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)より、ANZ求人広告件数が発表、2016年12月の結果は1.9%の減少

ユーロ/米ドル テクニカル分析

ユーロ/米ドルは、先週1.0340を目がけて下落し、その後回復の動きを見せています。同ペアは、現在回復基調であるものの、1.0600-1.0620付近のレジスタンスエリアに直面しています。

ユーロ/米ドル テクニカル分析

ユーロ/米ドル 4時間足チャート上には下降トレンドラインが形成されており、1.0600付近で同ペアの上昇を妨げるハードルとして機能しています。下降トレンドラインによって上昇を妨げられた同ペアは、再び4時間足チャート上の200日単純移動平均線の下で推移しています。

また、直近の上昇波での安値1.0340 高値1.0621 で設定されたフィボナッチリトレースメント23.6%ラインの下で推移していることからも、引き続き下落が続くと予測されます。下落局面での次のサポートラインは、同フィボナッチリトレースメント50%ラインがある1.0480付近になることが予測出来ます。

独・貿易収支

本日、ユーロ圏では、複数の経済指標が発表されます。その中で、特に重要度の高い指標は、独統計局より発表される独・貿易収支です。貿易収支は、年間の輸出と輸入の収支のことをいいます。結果が不調な場合、ユーロ/米ドルは、1.0500または、1.0480を目指して下落していくことが予測できます。

ANZ求人広告件数

本日、豪州では、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)より、ANZ求人広告件数が発表されます。ANZ求人広告件数とは、大都市の新聞やインターネットサイトの求人数の増減を測定する指標です。2016年12月期、市場では、減少を予想していませんでした。

しかし、結果は不調で、前回値の1.6%増に対して、今期は1.9%の減少となりました。結果は不調なものの、豪ドルは、0.7300上での推移を維持しています。



Aayush Jindal

Aayush Jindalは、ITと経済市場分野にバックグランドを持つ、当社、外国為替・経済市場シニアストラテジスト。主に、マーケットストラテジーとテクニカル分析を専門とし、経済市場で7年以上の経験を持つ。特に、テクニカル分析のスキルを強みとし、外国為替とコモディティ市場において、情報豊かかつ興味深い分析の提供者として知られている。

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