ポンド/米ドル 1.3040-1.3000近辺を維持することができるか

キーハイライト

  • ポンド/米ドルは、重要なサポートエリアとなる1.3040近辺で維持
  • ポンド/米ドル 4時間足チャートに、1.3160近辺をレジスタンスとする主要下降トレンドラインが形成
  • 2017年10月期の英・消費者物価指数が発表、予想値3.1%をやや下回り、3%の上昇(前年同月比)
  • 本日、2017年10月期の英・雇用統計が発表予定、市場予測は0.23万件

ポンド/米ドル テクニカル分析

ポンド/米ドルは、1.3160近辺で頭を抑えられる展開となっているように見受けられます。同ペアが続落を避けるには、1.3040より上で維持する必要があります。

ポンド/米ドル テクニカル分析

ポンド/米ドルは、安値1.3039を更新後、値を戻し、直近の上値1.3320下値1.3039の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ライン上を上回りました。しかしながら、1.3200付近と200日単純移動平均線(緑、4時間足)によって同ペアの上昇は妨げられています。

4時間足チャートには、1.3160付近をレジスタンスとする主要下降トレンドラインが形成されています。続く大きな下抜けを回避るするためには、買い勢は1.3160と1.3200付近のレジスタンスポイントをクリアしていく必要があります。

また、重要なサポートレベルは1.3040となり、ここでの下支えが必須となります。この1.3040を下抜けした場合、1.3000を下回る水準まで値を下げる展開となることが予測できます。

英・消費者物価指数(CPI)

直近で、英国では、英国統計局によって、2017年10月の消費者物価指数報告書が発表されました。 市場予測は前年同月比3.1%の上昇となっていましたが、結果は予測をやや下回り3%の上昇に留まりました。前月比では、前回値の0.3%増に対して、0.1%の上昇となっています。

2017年10月期 英・消費者物価指数

同レポート内では、以下の内容が報告されています。

「食品価格と、わずかではあるものの日用品価格の上昇が、2017年9月期から2017年10月期の変化率に最大の貢献をしています。」

結果、ポンド/米ドルは売り圧力に直面しており、1.3160-1.3200付近を超えるには厳しい展開となっています。本日発表される雇用統計によって、ポンド/米ドルが1.3200を超える展開となるのか、または1.3040を下回る展開となるのか、同ペアの動向に大きな影響を与えることになりそうです。

本日の注目すべき重要指標

  • 英・雇用統計:2017年10月期の市場予測は、前回値0.17万件に対し0.23万件
  • 英・失業率(ILO方式):2017年9月期の市場予測は、前回値4.3%より変化なし(3カ月平均値)
  • 英・平均所得指数(ボーナス含む):2017年9月期の市場予測は、前回値2.2%増に対して2.1%増(3カ月平均値)
  • 英・平均所得指数(ボーナス除く):2017年9月期の市場予測は、前回値2.1%増に対して2.2%増(3カ月平均値)
  • 米・消費者物価指数:2017年10月期の市場予測は、前回値0.5%増に対し0.1%増(前月比)
  • 米・消費者物価指数:2017年10月期の市場予測は、前回値2.2%増に対し2.0%増(前年同月比)
  • 米・コア消費者物価指数(食品・エネルギー価格除く):2017年10月期の市場予測は、前回値1.7%増より変化なし(前年同月比)
  • 米・小売売上高:2017年10月期の市場予測は、前回値1.6%に対し0.1%(前月比)

 

 

 



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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