ポンド/円 上昇基調を維持できるか?

キーハイライト

  • ポンド/円は、堅調に推移し、149.00台に乗せる展開
  • ポンド/円 4時間足チャートに、148.20をサポートとする重要な上昇チャネルが形成
  • 2018年2月期の英・雇用統計が発表、市場予測-0.5万人に対し、結果は0.92万人
  • 本日、英中央銀行(BOE)政策金利が発表予定、市場予測は0.50%の据え置き

ポンド/円 テクニカル分析

ポンド/円は、安値147.04から大幅に値を上げる展開となりました。同ペアは、148.50を抜けた後も引き続き上昇傾向を維持しているようです。

ポンド/円 4時間足チャートからは、149.00のピボットレベル、そして100日単純移動平均線(赤、4時間足)のはるか上で推移していることがわかります。同ペアは、直近の高値である149.37をブレイクし、続いて上値149.37下値147.04の値動きで形成されたフィボナッチエクステンション1.236倍ラインを試す展開となっています。

ポンド/円 テクニカル分析

上値圏では、ポンド/円 4時間足チャートに148.20をサポートとする重要な上昇チャネルが形成されています。同ペアがハードルとなる150.00台に乗せることができた場合、次は150.80のレジスタンスを試す展開が予想されます。

同150.80のレジスタンスには、上値149.37下値147.04の値動きで形成されたフィボナッチエクステンション1.618倍ラインも控えています。反対に、同ペアが下値調整に入った場合、148.50近辺そして、続くチャネルサポート近辺がサポートとなるでしょう。

直近で、イギリス国家統計局より、2018年2月期の英・雇用統計が発表されました。市場では、前月値-0.72万人に対し-0.5万人と予測されていました。

結果は予測値通りの減少とはならず、0.92万人の上昇となりました。また、前回値は-0.16万人に修正されています。一方、英・失業率(ILO方式)が4.4%から4.3%へ減少したことは好調な結果であったといえます。

同レポート内では、以下の内容が報告されています。:

2月期の失業率(ILO方式:失業者÷労働力人口×100)は、今年初めに記録した4.7%から4.3%へ低下し、1975年以来の最低水準となりました。

結果、市場心理は大きくポンド買いに傾いています。しかしながら、英中央銀行(BOE)政策金利並びに英・小売売上高の結果がポンド/米ドル、そしてポンド/円の目先の値動きに影響を与えることが予想されます。

本日の注目すべき指標発表

  • 2018年3月期 独・製造業購買担当者景気指数(速報値):市場予測59.8、前回値60.6
  • 2018年3月期 独・サービス部門購買担当者景気指数(速報値):市場予測55.0、前回値55.3
  • 2018年3月期 ユーロ圏・製造業購買担当者景気指数(速報値):市場予測55.5、前回値55.5
  • 2018年3月期 ユーロ圏・サービス部門購買担当者景気指数(速報値):市場予測55.0、前回値55.3
  • 2018年3月期 米・サービス部門購買担当者景気指数(速報値):市場予測55.8、前回値55.9
  • 2018年3月期 米・製造業購買担当者景気指数(速報値):市場予測55.5、前回値55.3
  • 2018年2月期 英・小売売上高(前年同月比):市場予測+1.3%、前回値+1.6%
  • 2018年2月期 英・小売売上高(前月比):市場予測+0.4%、前回値+0.1%
  • 英中央銀行(BOE)政策金利:市場予測0.50%、前回値0.50%


Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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