ポンド/米ドル 1.3950上で底堅いサポート

キーハイライト

  • 直近でポンド/米ドルは、1.4080で短期高値を形成
  • ポンド/米ドル 4時間足チャートに、1.3950をサポートとする極めて重要な上昇トレンドラインが形成
  • 2018年2月期の英・消費者物価指数が発表、結果は、市場予測の0.5%を下回る0.4%の上昇(前月比)
  • 本日、2018年2月期の英・雇用統計が発表予定、市場予測は-0.5万人

ポンド/米ドル テクニカル分析

今週前半のポンド/米ドルは、大幅に上昇し1.4000台に乗せる展開となりました。しかし、同ペアはその後1.4080-1.4100を抜けることができず、下値調整に入りました。

同ペアは値を下げ、安値1.3889 高値1.4088で設定されたフィボナッチリトレースメント61.8%ラインを試す展開となっています。しかし、下値圏には、1.3950-60近辺に複数のサポートが控えています。

ポンド/米ドル テクニカル分析

また、ポンド/米ドル 4時間足チャートには、1.3950をサポートする極めて重要な上昇トレンドラインが形成されている他、1.3935に存在する200日単純移動平均線(緑、4時間足)も、重要なサポートとして機能することになりそうです。

さらに、1.3965に安値1.3889 高値1.4088で設定されたフィボナッチリトレースメント61.8%ラインが控えていることも重要なポイントになります。よって、1.3950-1.3960が重要なサポートエリアになるでしょう。

同ペアが1.3950上で推移する限り、底堅くサポートされ、上昇傾向を維持する展開が予想されます。反対に、上昇局面においては、同ペアが1.4080と1.4100のレジスタンスを抜けることは容易ではないでしょう。

直近で、英国では、2018年2月期の消費者物価指数(CPI)が国家統計局によって発表されました。市場では、前月比0.5%の上昇と予測されていました。

結果は、予測をやや下回る0.4%の上昇にとどまりました。年率換算では、2.7%の上昇となり、市場予測2.8%および前月値3%をともに下回る結果となっています。

UK CPI Feb 2018

同レポート内では、以下の内容が報告されています。:

2018年2月期は、運送と食品の価格上昇率が昨年の上昇率を下回ったことから、伸び幅減少の大きな一因となっています。また、宿泊価格の低下も伸び率に影響を与える結果となりました。一方、フットウェア価格の上昇が最も顕著で、部分的に減少分を相殺する結果となっています。

結果、ポンド/米ドルは次の動きに向けて、1.3950上でのわずかな値動きにとどまることが予想されます。しかしながら、本日発表を控えている英・消費者物価指数とFOMC政策金利の発表が、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、米ドル/円、そして豪ドル/米ドルの目先の値動きに影響を与えることが予想されます。

本日の注目すべき指標発表

  • 2018年2月期 英・雇用統計:市場予測-0.50万件、前回値-0.72万件
  • 2018年1月期 英・失業率(ILO方式)(3カ月平均値):市場予測4.4%、前回値4.4%
  • 2018年2月期 米・中古住宅販売件数(前月比):市場予測+0.5%、前回値-3.2%

FOMC政策金利:市場予測1.75%、前回値1.5%



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

Aayush- 過去の記事