ユーロ/円 頭打ちか、調整相場か

キーハイライト

  • ユーロ/円は、堅調に推移し、高値136.63更新
  • ユーロ/円は急落し、4時間足チャートの135.25をサポートとする極めて重要な上昇トレンドラインをブレイク
  • 目先相場でさらなる下落を防ぐためには、134.40より上でのキープが必須
  • 本日発表予定の2017年11月期の独・貿易収支の結果は、ユーロ/円にポジティブな影響を与える見通し

ユーロ/円 テクニカル分析

ユーロ/円は、対米ドルだけでなく、対円でも堅調な相場で2018年を幕開けしました。同ペアは、136円台に乗せましたが、現在値を下げて調整相場に入っています。

ユーロ/米ドル テクニカル分析

4時間足チャートからは、高値136.63で、頭を抑えられる展開となっているように見受けられます。同ペアは下落し、下値133.90上値136.63の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ラインを下抜けしました。

ユーロ/円は同チャート上で、135.25をサポートとする極めて重要な上昇トレンドラインもブレイクし、大きく下落しました。同トレンドラインをブレイクしたことで、下落に拍車がかかり、下値133.90上値136.63の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント61.8%ラインも下抜けする展開となっています。

同トレンドラインの下では、134.30-134.40が次の重要なサポートエリアとなるでしょう。ユーロ/円が、トレンド転換を避けるためには、4時間足終値で134.40上をキープする必要があります。134.40を割り込んだ場合、同ペアは133.25あたりまで下落していくことが予想されます。

ユーロ/円が上昇した場合、最初に直面するハードルは135.25になるでしょう。また、135.25を上抜けした場合、136.00に向けてさらに上昇していくことが予想されます。

ファンダメンタルズでは、直近で欧州委員会より2017年12月期のユーロ圏消費者信頼感指標が発表されました。結果は、市場予測114.8を上回り、前回値114.6から116.00への上昇となりました。

しかしながら、同結果はユーロに対する市場心理の改善にはつながらず、ユーロは弱含みとなり、対ドルで売りが先行しました。ユーロ/米ドル、ユーロ/円ともに大きく下落し、重要なサポートエリアに近づいています。したがって、目先のセッションでの値動きが極めて重要になります。現在の売り圧力が更に強くなった場合、前述のユーロペアは更に下落に拍車がかかることが予想されます。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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