ユーロ/米ドル 下落後も1.2350上で底堅いサポート

キーハイライト

  • 先週、ユーロ/米ドルは上昇幅を拡大したものの、1.2550のレジスタンスの上抜けに失敗
  • ユーロ/米ドル 4時間足チャートに、1.2380をサポートとする重要な上昇トレンドラインが形成
  • 2018年1月期の米・住宅建設許可件数が発表、市場予測3.5%の上昇を上回り、結果は7.4%の上昇(前月比)
  • 2018年1月期の米・住宅着工件数が発表、市場予測3.4%の上昇を上回り、結果は9.7%の上昇(前月比)

ユーロ/米ドル テクニカル分析

先週、ユーロ/米ドルは堅調に推移し、1.2500台に乗せる展開となりました。同ペアは、1.2550近辺で売り圧力に直面した後、下値調整に入りました。

ユーロ/米ドル テクニカル分析

ユーロ/米ドル 4時間足チャートには、1.2520-1.2550近辺の重要なレジスタンスエリアのブレイクに失敗したことが明確に示されています。同ペアは、その後、下落の調整相場に入り、下値1.2205上値1.2555の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント23.6%ラインを下抜けする展開となりました。

しかしながら、下値付近では、同チャートの1.2380をサポートとする重要な上昇トレンドラインを含む複数のサポートエリアが存在しています。また、下値1.2205上値1.2555の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ラインも1.2380近辺に形成されています。

よって、ユーロ/米ドルが1.2350-1.2380のサポートエリア上で推移する限り、引き続き上昇トレンドを維持することが予想されます。上昇局面での最初のレジスタンスは1.2450となり、次に1.2500が続きます。しかしながら、最も重要なレジスタンスエリアは1.2520-1.2550であり、同エリアを抜けることは容易ではないでしょう。

米・住宅建設許可件数及び米・住宅着工件数

先週金曜日、米・国勢調査局より、2018年1月期の住宅建設許可件数及び住宅着工件数が発表されました。

米・住宅建設許可件数の市場予測は、前月比3.4%の上昇となっていましたが、結果は7.4%の上昇と予想を上回る好調な結果となりました。
また、米・住宅建設許可件数の結果においても、前月比9.7%の上昇となり、こちらも市場予測3.4%を上回る好結果となっています。

住宅建設許可件数に関するレポート内では、以下の内容が報告されています。:

この結果は、12月期の改定値130万戸を7.4%(±1.2%)上回り、また2017年1月期の130万戸も7.4%上回る結果(±1.9%)となっています。一方、1月期の一戸建て住宅許可件数は86.6万戸で、これは12月期の改定値88.1万戸を1.7%(±1.3%)下回る結果となっています。

結果、ユーロ相場は数ピップ下降することが予測されますが、前述の1.2350-1.2380のサポートエリアが次の動きに向けた重要な鍵を握ることになるでしょう。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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