ユーロ/米ドル 強気相場は頭打ちか?

キーハイライト

  • 先週、ユーロ/米ドルは堅調に推移し、1.2300台に突入
  • ユーロ/米ドル 4時間足チャートに、1.2200を目先のサポートとする上昇トレンドラインが形成
  • 下値では、1.2110や1.2080といった複数のサポートが存在
  • 本日、2017年12月期の米・シカゴ連銀全米活動指数が発表予定、市場予測は、前回値0.15から0.44への上昇

ユーロ/米ドル テクニカル分析

先週、ユーロ/米ドルは堅調に推移し、1.2200と1.2300のレジスタンスをブレイクしました。同ペアは、高値1.2322更新後、現在調整相場に入っています。

ユーロ/米ドル テクニカル分析

同ペアは、その後下値1.1915上値1.2322の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント38.2%ラインを試す展開となりました。下落局面では、 4時間足チャートに、1.2200を目先のサポートとする上昇トレンドラインが形成されています。

このことから、ユーロ/米ドルが1.2200のサポートエリア上での推移を維持する限り、目先では1.2300近辺まで再び値を戻すことが予想されます。1.2200のサポートエリアを下抜けした場合、同ペアは、下値1.1915上値1.2322の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ラインが形成されている1.2110近辺まで下落していく可能性が高いでしょう。

1.2110より下では、1.2080に水平なサポートラインがあります。1.2080レベルは、直近のレジスタンスであったことから、同レベルで買いが集中し、底堅いサポートの機能をする可能性が高いことが予想されます。

上昇局面では、1.2250にマイナーレジスタンスが控えていますが、最初に直面する重要なレジスタンスは1.2290となり、次に直近の高値である1.2320が続いています。

現在、ユーロ/米ドルは、1.2200で底堅く下支えされ、上昇傾向にあります。1.2200を下抜けした場合、同ペアは、1.2110または1.2080に向けて、下落幅を拡大して調整相場が続くことが予想されます。ファンダメンタルズでは、本日2017年12月期の米・シカゴ連銀全米活動指数といったリスクの低い指標発表が予定されていますが、市場に大きく影響を与える重要な指標発表はありません。

2017年12月期の米・シカゴ連銀全米活動指数の市場予測は、前回値0.15から0.44への微増となっていますが、同指標結果はさほど米ドルやユーロ/米ドルの相場材料にはならないでしょう。

一方、米ドル/円は、110.50-60のサポートエリア上をキープしています。しかしながら、更なる下落に歯止めをかけるためには、同ペアは、111.00そして111.40を抜けることが必要になるでしょう。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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