原油/米ドル 55ドル台に向けて続落か?

キーハイライト

  • 原油/米ドルは、58.00-59.00ドルの上抜けに苦戦し、下降に転じる
  • 原油/米ドルは、4時間足チャートに形成された、57.40をサポートとする重要な上昇トレンドラインを下回る展開
  • 2017年11月期の米・サービス購買担当者景気指数が発表、結果は速報値54.7から54.5への減少
  • 本日、2017年11月期の米・ADP民間雇用者数が発表予定、市場予測は、前回値23.5万人に対し18.5万人

原油/米ドル テクニカル分析

11月は、原油/米ドルが、大幅に上昇し、58.00ドルの大台に乗せました。しかし、12月頭の原油相場は、上昇維持に苦戦する流れとなり、現在売り圧力に直面しています。

原油/米ドル テクニカル分析

原油/米ドル 4時間足チャートからは、59.00ドルの上抜けに失敗したことが明確にわかります。同ペアは、58.80ドル近辺で2度頭を抑えられる展開となり、直近では下値56.64上値58.77の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント61.8%ラインを下抜けしました。

さらに、同ペアは57.40をサポートとする重要な上昇トレンドラインも下抜けしています。現時点で原油/米ドルは、100日単純移動平均線(赤、4時間足)上をキープしていますが、目先相場では、さらに下落幅を広げ55.00ドル台を割るリスクがあります。

下落局面での次の重要なサポートは、55.50ドルと200日単純移動平均線(緑、4時間足)近辺となりそうです。上昇相場となった場合、57.80、58.00、続いて58.80ドルが重要なレジスタンスとなるでしょう。

米・ サービス購買担当者景気指数

米国では、民間調査会社マークイット社より、2017年11月期の米・ サービス購買担当者景気指数が発表されました。

市場では、速報値54.7から55.4への上昇が予想されていましたが、結果は予測値を下回る54.5となり、10月期の55.3から減少となります。また、HIS マークイット統合PMIアウトプット指数は、10月期の55.2から54.5への減少となっています。

US Services PMI Nov 2017

同レポート内では、IHS MarkitのエコノミストであるChris Williamson氏は以下のように述べています。

6月期以降、サービス部門でのビジネス活動の成長が最も遅かったことや、製造業の拡大ペースがやや低下したことにより、11月期のPMI調査結果は、全体的なビジネス成長率が緩やかに低下したことを示しています。第4四半期半ばにおいて、調査結果は依然として約2.5%の妥当なGDP成長率を示しています。

全体的には、結果は市場予想よりやや下回わり、原油価格の更なる下落を抑え、57.00台の維持を助ける格好となりました。

本日の注目すべき指標発表

  • 米・ADP民間雇用者数:2017年11月期の市場予測は、前回値23.5万人に対し18.5万人
  • 加中銀政策金利:前回値1.00%より変化なし


Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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