米ドル/円 回復基調へ転換

キーハイライト

  • 米ドル/円は、大幅に下落し、110.80-110.00近辺で下支えされ上昇に転じる
  • 米ドル/円 4時間足チャートに形成された、111.80をレジスタンスとする極めて重要な下降トレンドラインを上抜け
  • 前週分の米・新規失業保険申請件数が発表、結果は23.8万件への減少
  • 本日、2017年10月期の日本・全国消費者物価指数(CPI)が発表予定、市場予測は、前回値0.7%増に対し0.2%増

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円は、大幅な下落相場となり、110.80-110.00近辺で下支えされる展開となりました。同ペアは、現在上昇基調にあり、112.00のはるか上で取引されています。

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円 4時間足チャートからは、111.80をレジスタンスとする、極めて重要な下降トレンドラインを上抜けしたことがわかります。さらに、同ペアは、直近の上値113.91下値110.84の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント38.2%ラインも上抜けする展開となっています。

上昇局面にある米ドル/円は、現在100日単純移動平均線(4時間足、赤)、113.00、そして200日単純移動平均線(4時間足、緑)といった112.50近辺にある複数の重要なレジスタンスに直面しています。

同ペアが、112.50そして113.00を上抜けすれば、114.50のレジスタンスエリアを再び試す展開となるでしょう。反対に下落相場となった場合、112.00と111.80がサポートとなることが予想されます。

米・新規失業保険申請件数及び米・コア個人消費支出

直近で、米国労働省より前週分の米・新規失業保険申請件数が発表されました。市場では、前回値23.9万件から24.0万件への増加と予測されていました。

しかし、結果は予測よりも良く、23.8万件への減少となっています。尚、前回値は23.9万件から24.0万件へ修正されています。

また、米商務省経済分析局より、2017年10月期の米・コア個人消費支出が発表されました。市場予測は、前年同月比1.4%増で、結果は予想通りとなっています。

さらに、2017年10月期の米・個人所得は0.4%増となり、予測値0.3%を上回る結果となりました。

全体として、好調な結果であったことから、米ドル/円の好材料となり、112.00より上で上昇相場となっています。

本日の注目すべき指標発表

  • 独・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値62.5より変化なし
  • 仏・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値57.5より変化なし
  • 西・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値55.8に対し56.5
  • ユーロ圏・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値60.0より変化なし
  • 英・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値55.3に対し55.5
  • 米・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値53.8に対し54.2
  • 米・ISM製造業景況指数:2017年11月期の市場予測は、前回値58.7に対し58.4
  • 加・雇用者数変化:2017年11月期の市場予測は、前回値3.53万人に対して1万人
  • 加・失業率:2017年11月期の市場予測は、前回値6.3%に対して6.2%


Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

Aayush- 過去の記事