米ドル/円 大幅な下落相場

キーハイライト

  • 今月の米ドル相場は大幅に下落し、対円で112円台を割り込む展開
  • 米ドル/円 4時間足チャートに111.65、112.10そして112.35をレジスタンスとする複数の下降トレンドラインが形成
  • 2017年11月期の日経製造業購買担当者指数(PMI)(速報値)が発表、結果は、前回値52.8から53.8への上昇
  • 本日、2017年11月期の米・製造業購買担当者指数(PMI)(速報値)が発表予定、市場予測は前回値54.6から54.8への増加

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円は、高値114.70更新後、大きな下降トレンドに入りました。同ペアは、現在112円台を割り込み、回復に苦労する展開となっています。

米ドル/円 テクニカル分析

直近の下落時、米ドル/円は112.80や112.00の重要なサポートレベルを下抜けしました。その後、同ペアは、安値111.06を更新し、現在はレンジ相場で推移しています。

米ドル/円が、最初に直面するレジスタンスは、上値112.70下値111.06の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント23.6%ライン近辺となるでしょう。上昇局面においては、4時間足チャートの111.65、112.10そして112.35をレジスタンスとする複数の下降トレンドラインが形成されています。

これらのテクニカル分析から、現在の取引レベルから回復基調に入った場合、目先では、112.00また 112.35近辺で売り圧力に直面することが予想されます。

日経製造業購買担当者指数(PMI)

本日、日本では、2017年11月期の日経製造業購買担当者指数(PMI)の速報値が発表されました。市場では、前回値52.8から52.6への減少と予測されていました。

しかし結果は予想を上回り、53.8への上昇となりました。さらに、生産高は45ヶ月間で最大の伸び率を記録し、54.2となっています。

同レポート内では、IHS MarkitのエコノミストであるJoe Hayes氏は以下のように述べています。

先週発表された第3四半期国内総生産(GDP)は比較的軟調な結果となりましたが、11月のPMI速報値から、製造業部門では44ヶ月間で最も大幅な改善があったことがわかります。また、最近の円安傾向に伴い、海外ビジネスからの受注に支えられ、新規受注件数も大幅に増加しました。

米ドル/円は目先では下落相場が続き、112円台回復を試みる場面では売り圧力に直面することが予想されます。

本日の注目すべき指標発表

  • 独・IFO企業景況感指数:2017年11月期の市場予測は、前回値116.7に対して116.5
  • 米・製造業購買担当者指数(PMI):2017年11月期の市場予測は前回値54.6に対し54.8(速報値)
  • 米・サービス購買担当者景気指数(PMI):2017年11月期の市場予測は、前回値55.3に対し55.5(速報値)


Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

Aayush- 過去の記事