米ドル/円 113.50を割り込み下落相場

キーハイライト

  • 米ドル/円は、高値114.70更新後、新たな下落相場の展開
  • 4時間足チャートに113.50近辺をレジスタンスとする重要な三角持合い相場が形成
  • 前週分の米・新規失業保険申請件数が発表、結果は23.9万件から24.9万件への上昇
  • 本日、米国では、2017年10月期の建設許可件数が発表予定、市場予測は2.0%の増加

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円は、113.50より下で緩やかな、安定した下落相場 にあります。113.50より下での推移が続く場合、同ペアは、引き続き売り圧力を受ける展開となりそうです。

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円 4時間足チャートでは、113.90から112.49まで急落していることがわかります。
その後、同ペアは値を戻していますが、直近の上値113.90下値112.49の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ライン近辺のレジスタンスに直面し、上値が重い展開となりました。

また、同チャートには、113.50近辺をレジスタンスとする重要な三角持合い相場が形成されているようです。さらに、同三角持合い相場のレジスタンスより上では、113.65近辺に100日単純移動平均線(赤、4時間足)が形成されています。

これらのテクニカル分析から、米ドル/円が上昇相場となった場合、113.50や113.65レベルが重要なレジスタンスとなることが予想されます。反対に、113.50を下回る推移が続く場合、112.50近辺に向けて、または同レベルを下回る続落の反応となるでしょう。

米・新規失業保険申請件数

米国では、米国労働省より前週分の米・新規失業保険申請件数が発表されました。市場では、前回値23.9万件から23.5万件への減少と予測されていました。

しかし、結果は予測に反し、23.9万件から24.9万件への増加となっています。同結果により、4週間の移動平均値は23.775万件となり、前回値23.125万件から0.65万件の増加となりました。

US Initial Jobless Claims

同レポート内では、以下の内容が報告されています。

前週の季節調整済み失業保険申請件数は186万件で、前回改定値より4.4万件の減少となっています。これは1973年12月29日の180.5万件以来の最低水準となります。

結果、米ドル/円は、113.50近辺のレジスタンス機能が維持される限り、目先では引き続き売り優勢エリアでの推移が続くことが予想されます。

本日の注目すべき重要指標

  • ユーロ圏・経済収支:2017年9月期の市場予測は、前回値333億ユーロ対して303億ユーロ
  • 米・住宅着工件数:2017年10月期の市場予測は、前回値112.7万件に対し118.5万件(前月比)
  • 米・建設許可件数:2017年10月期の市場予測は、前回値121.5万件に対し124.7万件 (前月比)
  • 加・消費者物価指数:2017年10月期の市場予測は、前回値0.2%増に対し0.1%増(前月比)
  • 加・消費者物価指数:2017年10月期の市場予測は、前回値1.6%増に対し1.4%増(前年同月比)


Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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