米ドル/円 下落幅を拡大し106.00台を割り込む見通し

キーハイライト

  • 今週、米ドル/円はやや値を戻したものの、107.60までの限定的な値動き
  • 米ドル/円 4時間足チャートの107.60近辺に、重要なレジスタンスエリアが形成
  • 前週分の米・新規失業保険申請件数が発表、結果は、前回改定値22.0万件から21.0万件への減少
  • 2018年2月期の東京都区部消費者物価指数(生鮮食料品除く)が発表、結果は市場予測0.8%増を上回る0.9%増(前年同月比)

米ドル/円 テクニカル分析

今週、米ドル/円は回復の動きをみせ、107.50を超える展開となりました。しかしながら、同ペアは上昇傾向を維持することができず、107.00のサポートまで再び下落しています。

同ペアは、107.60-80近辺の重要なレジスタンスエリアのブレイクに失敗し、下降トレンドに転じたようです。しかし、同ペアは依然106.00のサポートをキープしていることから、良い兆候だと言えるでしょう。

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円 4時間足チャートからは、107.20を現レジスタンスとする下降トレンドライン近辺でブレイクに失敗していることがわかります。また、同付近には107.40をレジスタンスとする下降チャネルも形成されている他、107.45近辺には100日単純移動平均線(赤、4時間足)も形成されていることがわかります。

よって、107.50近辺には極めて重要なハードルが控えているように見受けられます。ブレイク後、107.50に終値を乗せることができた場合、これをきかっけに同ペアは次に控えている108.50の重要なレジスタンス近辺まで上昇幅を広げる展開となることが予想されます。

一方、下落局面では、106.00-106.10が重要な鍵を握るサポートエリアとなりそうです。同ペアが106.00上を維持できなかった場合、再び売り優勢エリアまで値を下げる展開となるでしょう。

直近で、米国労働省より前週分の米・新規失業保険申請件数が発表されました。市場では、前回値22.2万件から22.6万件への増加と予測されていました。

結果は予測よりも好調で、21.0万件への減少となっています。尚、前回値は22.0万件へ下方修正されています。

結果、市場心理は米ドルに対しやや売りに傾いています。ユーロ/米ドルポンド/米ドル等の通貨ペアはともに値を戻し、鍵となるレジスタンスレベルを上回る展開となっています。

本日の注目すべき指標発表

  • 2018年1月期 独・小売売上高(前年同月比):市場予測+3.5%、前回値-1.9%
  • 2018年2月期 英・建設業購買担当者景気指数:市場予測50.5、前回値50.2
  • 2017年第4四半期 加・第四半期国内総生産(前期比年率):市場予測2.0%、前回値1.7%
  • カーニー英中銀(BOE)総裁発言


Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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