米ドル/円 好調な回復のサイン

キーハイライト

  • 米ドル/円は、安値110.19更新後、底堅い展開に
  • 米ドル/円は、4時間足チャートに形成された、111.15をレジスタンスとする短期下降トレンドラインを上抜け
  • 上昇局面において、同ペアは、111.80や112.00といった複数のレジスタンスを控える
  • 2017年12月期の米・建設許可件数が発表、結果は予測値1%減を下回る0.1%の減少

米ドル/円 テクニカル分析

今週、米ドル/円は売り圧力に直面し、110.50を割り込む展開となりました。同ペアは、現在安値110.19から好調な回復基調にあります。

米ドル/円 テクニカル分析

同ペアは、その後上値113.38下値110.19の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント23.6%ラインを上抜けしました。さらに、4時間足チャートに形成された、111.15をレジスタンスとする短期下降トレンドラインも上抜けしています。

しかしながら、111.40と上値113.38下値110.19の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント38.2%ライン近辺で上値が重い展開となりました。今後、買い手がモメンタムを作るには、再び111.40-50レベルを抜けるが必要となります。

上昇局面において、次に直面する重要なレジスタンスは111.80と112.00になることが予想されますが、同レベルに乗せることは容易ではなさそうです。一方、下落局面においては、110.80でサポートされることが予想されます。米ドル/円が110.80を下回ってさらに値を下げた場合、直近の安値である110.19まで下落に拍車がかかることが予想されます。

テクニカルにおいては、米ドル/円 4時間足チャートに示されたインジケーターが好調なサインを示していることがわかります。現在の堅調な推移を維持するためには、111.50そして111.80に乗せることが必要となるでしょう。

直近で、米国勢調査局より、2017年12月期の米・建設許可件数が発表されました。市場では、1%の減少と予測されていましたが、結果は予測値を下回る0.1%の減少となりました。

一方、米・住宅着工件数の結果は、市場予測1.7%減を大幅に上回る8.2%減となりました。同指標発表後、米ドルは弱含みとなり、米ドル/円は、110.80のサポートエリアを試す展開となっています。

他の主要通貨であるユーロ/米ドルは、新たな上昇相場に入り 、1.2220を抜けています。また、ポンド/米ドルも1.3900に向けて、上昇幅を広げる展開となっています。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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