米ドル/円 112.00-114.00の幅広いレンジ内で推移

キーハイライト

  • 米ドル/円は、112.00のサポートで下支えされ、上昇相場に転じた
  • 4時間足チャートでは、113.10を目先のレジスタンスとする、重要な下降トレンドラインに接近中
  • 目先相場では、113.10、113.50そして113.80が、買い手にとって重要なハードルとなる見込み
  • 2017年12月期の米・ADP民間雇用者数が発表、結果は予測値19.0万人増を上回る25.0万人増

米ドル/円 テクニカル分析

米ドル/円は、112.00のサポーエリア上をキープし、底堅く2017年を終えました。同ペアは、現在重要なレジスタンスエリアである113.50-114.00に向けて、上昇相場で推移しています。

米ドル/円 テクニカル分析

4時間足チャートからは、同ペアが112.00-114.00の広いレンジの中で、値動きしているように見受けられます。同レンジの下値112.00近辺で強い強い買いが見られましたが、同時に113.50-114.00のレジスタンスゾーンのブレイクに苦戦していることもわかります。

直近の米ドル/円は、112.00から値を戻し、上値113.63下値112.05の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント23.6%ラインを上抜けしました。また、同ペアは、200日単純移動平均線(緑)と112.50のレジスタンスの上抜けにも成功しています。

しかしながら、米ドル/円の上昇局面においては、113.10や113.50、113.80といった複数のハードルが控えています。また同チャートには、113.10を現在のレジスタンスとする、重要な下降トレンドラインも形成されています。同トレンドラインのすぐ下には、上値113.63下値112.05の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント61.8%ラインも113.03に控えており、米ドル買いにとって重要なハードルとなる役割を担っています。

したがって、113.10の上抜けは容易ではなさそうです。113.10のレジスタンスを上抜けした場合、米ドル/円にとって次の重要なハードルは、113.60-113.80近辺になるでしょう。

一方、下落相場となった場合、最初のサポートは112.20近辺となり、続いて112.00になるでしょう。米ドル/円は、次の大きな値動きが見られるまで、当面はレンジ相場が続くことが予想されます。

米・ADP民間雇用者数

直近で米国では、2017年12月期のADP民間雇用者数が発表されました。市場では、19.0万人と予測されていましたが、結果は予測を上回り、前回改定値の18.5万人に対し、25.0万人の増加となりました。

US ADP Employment Change Dec 2017

結果、米ドルに対する市場心理は改善したものの、米ドル/円は、上昇局面で複数のハードルに直面することが予想されます。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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