米ドル/加ドル 1.2350で短期底値形成

キーハイライト

  • 米ドル/加ドルは、本格的な下落相場の後、1.2350の強いサポートエリアで下支えされる
  • 米ドル/加ドル 4時間足チャートに形成された極めて重要な下降トレンドラインを1.2420でブレイク
  • 米ドル/加ドルは、現在、短期底値を形成し、今後1.2560を超えて上昇する見通し
  • 本日、前週分の米・新規失業保険申請件数が発表予定、市場予測は、前回値25.0万件に対し24.5万件

米ドル/加ドル テクニカル分析

2017年12月、米ドル/加ドルは、大幅に下落し、1.2500台を割る展開となりました。同ペアは、安値1.2355更新後、現在上昇相場となっています。

米ドル/加ドル テクニカル分析

4時間足チャートからは、下値1.2355から上昇シナリオに転じていることがわかります。直近の複数のローソク足は陽線で、1.2350近辺で短期の底値形成を示しています。同ペアは値を持ち直し、直近で、4時間足チャートに形成された極めて重要な下降トレンドラインを1.2420でブレイクしています。

同ブレイクが、米ドル/加ドルの、目先での更なる回復のきっかけになったことが見受けられます。これにより買い手は、同ペアを上値1.2920下値1.2355の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント23.6%ラインの上抜けに成功する展開となりました。

同ペアが、終値で1.2560を抜けた場合、更に上昇の勢いが加速し、1.2600近辺まで上昇幅を広げる展開となりそうです。上昇局面においては、上値1.2920下値1.2355の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ライン近辺にある1.2625が、最も重要なレジスタンスになるでしょう。

4時間足チャートの1.2630には、100日単純移動平均線(赤、4時間足)も形成されています。したがって、現在の回復基調が続いた場合、買い手にとって最も重要なハードルは、1.2625-30レベルになることが予想されます。

また、下落相場となった場合、1.2500が最初に直面するサポートとなりそうです。1.2500を割り込んだ場合、米ドル/加ドルは再び直近の安値である1.2420を試す展開となるでしょう。同展開となった場合、同ペアは再び売り圧力の強いエリアまで下落していく可能性が高いでしょう。

直近では、米国労働省より、2017年12月期の米・輸入物価指数が発表されました。結果は市場予測0.5%を下回る、前月比0.1%の上昇となりました。

同発表による、米ドルへの影響はさほどありませんでしたが、ユーロ/米ドルといったペアは、値を戻す展開となりました。さらに、ポンド/米ドルも1.3480のサポートエリア上をキープする相場展開となっています。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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