金/米ドル 1270ドルまで値を戻せるか

キーハイライト

  • 金/米ドル、安値1236.50更新後、上昇トレンドに転換
  • 4時間足チャートに主要下降トレンドラインが形成、買い手によって押し上げられ、1258ドルでブレイク
  • 1268ドル、1270ドル、1274ドルといった、複数の主要レジスタンスを控える
  • 2017年11月期の米・住宅建設許可件数が発表、結果は市場予測のマイナス4.9%に対して1.4%の減少

金/米ドル テクニカル分析

金/米ドルは、下落基調で推移後、1236ドル近辺で買いが集中しました。同ペアは、上昇基調に転じましたが、現在、1270ドル近辺で複数の主要レジスタンスに直面しています。

金/米ドル テクニカル分析

金/米ドル 4時間足チャートからは、1236.50ドルに適正なサポートレベルが形成されていることがわかります。同ペアは、順調に値を戻しており、下値1299.22 上値1236.50の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント23.6%ラインより上で推移しました。

重要なポイントとなるのは、4時間足チャートの1258ドルに形成された下降トレンドラインのブレイクです。このブレイクをきっかけに、金/米ドルは、上昇の勢いを増し、1260ドルを突破をしています。続けて、同ペアは現在、1270ドル近辺で上昇維持に苦戦を強いられています。

一つ目のレジスタンスは、1268ドルに形成された100日単純移動平均線(4時間足、赤)近辺が考えられます。同付近には、下値1299.22 上値1236.50の値動きで形成されたフィボナッチリトレースメント50%ラインも形成されています。

1268ドルを抜けた場合、重要なポイントとなる1270ドル、200日単純移動平均線(緑、4時間足)が形成された1274ドルが、次の主要レジスタンスとなりそうです。1274ドル上で値固めが出来た場合、金/米ドルは、引き続き上昇トレンドを維持し、1285ドル、1290ドルを目指して更なる上昇の展開が予想できます。

同ペアが下落した場合、直近でブレイクした、1258ドルのレジスタンスレベルが、サポートとしての役割を担うことなる可能性があります。またこの1258ドルを割った場合、1250ドルが適正なサポートレベルと考えられます。

本日、2017年11月期の米・中古住宅販売件数が発表される予定です。売上高は1%の増加となりそうですが、増加とならなければ、金相場は上昇する展開となりそうです。一方、良い結果が発表された場合、1250ドルに向けて、下落の展開となる可能性があります。



Aayush Jindal

Aayush is a Senior Forex, Cryptocurrencies and Financial Market Strategist with a background in IT and financial markets. He specialises in market strategies and technical analysis, and has spent over a decade as a financial markets contributor and observer. He possesses strong technical analytical skills and is well known for his entertaining and informative analysis of the currency, commodities, Bitcoin and Ethereum markets.

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