6.1 – マージンコール、強制ロスカットとは?(前編)

マージンコール、強制ロスカットとは?

強制ロスカットとは、「証拠金維持率が規定数値以下になったら、強制的にポジションを決済してしまいます」という仕組みです。強制ロスカットレベルはFX会社によって異なりますが、Titan FXでは証拠金維持率が20%で発動します。

一方、強制ロスカットの手前で、「貴方の口座はもうそろそろ強制ロスカットに近づきますよ」と警告を発してくれる仕組みがマージンコールです。こちらは、強制ロスカットレベルよりも高く設定されることが多く、Titan FXでは証拠金維持率が90%で発動します。

一部、マージンコールが無い(強制ロスカットと同時)業者も有りますが、基本的にはマージンコールが発生した時点から強制ロスカットが発動するまでの間に、ポジションを決済するか、追加で資金を入れるなどして証拠金維持率を上げておく必要があります。

ポジションを整理するにしても資金を追加するにしても、時間的に余裕を持って行うようにしましょう。特に追加入金については、入金方法によっては即時反映とならない場合もありますので、資金が反映されるまでに、強制ロスカットが発動してしまったということにもなりかねません。

また、強制ロスカットについては、保有しているポジションを全て一括で決済してしまう業者と、保有ポジションの大きい物から順に決済していく業者が存在します。※Titan FXは後者です。

この様に、強制ロスカットは取引に大きな影響を及ぼすため、出来るだけ、その様な局面には遭遇しないことが得策です。急な相場変動を想定し、強制ロスカットぎりぎりの20%で取引するのではなく、余裕を持った証拠金維持率でトレードすることを常に心がける事が、長くトレードを続ける秘訣と言えるでしょう。

強制ロスカットの仕組み

ここでは、買いポジションを持った直後に下落してしまい、含み損が大きくなってしまった場合を例として解説します。

口座資金:10万円
レバレッジ:25倍
1ドル=100円

10000ドルの買いポジションを建てた場合

必要証拠金:10000÷25×100= 40000円
有効証拠金:100000-40000= 60000円

強制ロスカットの仕組み

これが、上記の図の様に大きく下落して、含み損が2万円になった場合、有効証拠金は4万円まで減ります。

最初の有効証拠金-含み損=現時点での有効証拠金
60000-20000= 40000円

この時、証拠金維持率は次の通りとなります。

(有効証拠金÷必要証拠金) x100
(40000÷40000) x100 = 100%

つまり、証拠金維持率は100%まで減ったことになります。

強制ロスカットが100%のFX会社であれば、この時点で、損切りするか追加入金をするなどして維持率が改善されない場合は、強制ロスカットという処理が行われます。

ここで問題とするのは、この様なギリギリのレベルでトレードすることは大きな間違いであると言う事です。資金に対するポジションが大きすぎるという事が原因ですので、トレードスタイルを見直す必要が有ります。

なお、FX取引初心者の方は、実際の資金を使うことなく、擬似的に取引体験ができるデモ口座をご用意していますので、実際、どの様なトレードが危険な状況を招くのか等を、事前に検証して頂くことをお勧めします。



監修者 たあぼプロフィール

ブラック企業で過酷に働く中、体調を壊したことをきっかけに脱サラし2010年3月にFX自動売買ソフトの検証ブログを立ち上げる。知識も経験も何も無い所から開始し、数多くの自動売買ソフトを実際に使用しながら検証を続けるブログとメルマガを毎日更新し続け、FXの仕組み、自動売買ソフトの魅力やリスクなどの啓蒙にも力を入れている。その独自の視点から数千名の濃い読者に支えられている。

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