14 – 含み損・含み益とは?

含み損・含み益とは?

FXでは相場が相手ということもあり、注文を入れてから決済するまでの間に一直線に進むという訳ではありません。いきなり利益や損失が発生する訳ではなく、その途中には見た目の損失が膨らんだり、順調に利益を積み上げていったりと、紆余曲折がある場合が多いものです。

その途中経過には、見た目の利益が積み上がっている状態の含み益と、見た目の損失が積み上がっている状態の含み損が存在します。

これまで学んできた通り、たとえば買い注文を入れた1ドルが100.00から100.50に上昇した場合、50pipsの差益が発生します。円建て口座、1万通貨でのトレードをしていれば、50pips(50銭)×1万通貨となり、5,000円の含み益となります。

しかし、買い注文を入れた直後、100円を割り込んで行き、その途中99.50円まで下落した場合、見た目では50pipsの損失が発生します。もちろん決済はしていませんので、損失が確定している訳ではありませんが、口座残高上ではマイナス表記、つまり損失として視認できます。この状態を含み損と言います。

逆に、同じく100.00で買い注文を入れた後、順調に100.40まで上昇して、40pips分の利益が視認できる状況のことを含み益と言います。円建て口座、1万通貨でのトレードをしていれば、40pips(40銭)×1万通貨となり、4,000円の含み益となります。

それぞれ、その時点で決済、つまり反対売買を入れると利益も損失も確定してしまいますが、決済するまでは、含み損、含み益となります。

大きく膨らんだ含み損

含み益の状態では口座残高も増加しますが、含み損の状態では減少します。証拠金の項目でも説明しましたが、大きく膨らんだ含み損状態を放置していると、有効証拠金を圧迫してしまい、新たな注文を入れることが出来なくなりますし、証拠金維持率が低下していき、マージンコールや強制ロスカットが発生してしまいかねません。

含み損状態で根拠なく粘るのではなく、適切な損切りを入れてトレードを仕切り直した方がよい局面もありますので、投資戦略については慎重且つ入念に考慮してください。



監修者 たあぼプロフィール

ブラック企業で過酷に働く中、体調を壊したことをきっかけに脱サラし2010年3月にFX自動売買ソフトの検証ブログを立ち上げる。知識も経験も何も無い所から開始し、数多くの自動売買ソフトを実際に使用しながら検証を続けるブログとメルマガを毎日更新し続け、FXの仕組み、自動売買ソフトの魅力やリスクなどの啓蒙にも力を入れている。その独自の視点から数千名の濃い読者に支えられている。

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