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ドルは上昇、株式市場は軟調に推移

4月末の米国市場は軟調な展開となった。

コロナウイルス感染症へのワクチンの摂取が進むと、SNSよりもリアルでの行動が大幅に増え、業績を圧迫するのではと憶測が、精彩を欠いた決算発表から憶測されたツイッター社が15%の下落、アマゾンやアップルも小幅に値を下げるなど、米国市場ではコロナウイルス感染症後を見据えた動きが目立つ展開となっている。

米3月個人消費支出は4.2%の増加し、前月から持ち直し、個人所得も21.1%増、個人消費支出価格指数も0.4%増となっており、「経済が完全に危機を脱したわけではないものの、景気回復は始まっている」とした上で、「ワクチンの継続的な展開が後退しない限り、個人消費は年後半の力強い成長を後押しするだろう」とシチズンズのブレンダン・コフリン氏が述べるなど、米国市場は好調な展開が今後も続きそうだ。

 一方でドルは上昇を続けており、月間では2.1%の下落と昨年12月来の大幅安を付けるなどしており、今週発表される米国雇用統計、製造業関連の経済指標などへの注目が強くなっており、一連の指標が底堅く推移すれば、量的緩和の縮小をめぐる討論開始への圧力が高まる可能性などがあり、米国債価格次第でドル売りは一服する可能性もありそうだ。

ツイッター社の株価推移

 
(Bloombergより)

4月最終週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間 

5月3日(月)
23:00 米国4月ISM製造業景況指数
27:20 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 

5月5日(水)
21:15 米国4月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国4月ISM非製造業景況指数(総合) 

5月6日(木)
08:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨
20:00 イギリス英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:00 イギリス英中銀資産買取プログラム規模
20:00 イギリスイングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 

5月7日(金)
21:30 米国4月平均時給(前月比)
21:30 米国4月失業率
21:30 米国4月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国4月平均時給(前年同月比)

日米市場

米国市場は確りとした展開となりそうだ。バイデン大統領が打ち出した富裕層向けの増税が成立する可能性が極めて高いこと、企業決算が概ね好調であること、経済指標も市場予想を上回り続けていることなどもあり、米国市場はこのまま好調な推移となりそうだ。 日本市場はGWによる連休が始まっており、中国は労働節による連休となっており、市場は目立った動きもなさそうだが、コロナウイルス感染症の感染者推移がどの様になるのか、特に封じ込めに成功しているとされる中国では労働節による連休中の国内移動・旅行者が2.65億人にも及ぶと予想されており、感染の推移には注意したいところだ。

欧州市場

欧州市場は続落して取引を終えている。ユーロ圏内総生産が軟調であったことが重石となった形だが、月間で見た場合には新型コロナ感染症による経済危機からの回復傾向もあり、3ヶ月連続のプラスで推移している。英国市場は上昇して取引を終えている。コロナウイルス感染症の新規感染者数も2千人台と低水準に。ワクチンの接種率が50%を超え、新規感染者数が大幅に抑えられている事が経済回復への期待となり、市場の背を押している状況だ。

(アストラゼネカ)              


(ロイターより)

今週の為替(USD/JPY)

USDJPY 日足

USDJPYの日足では上下でのサインが見て取れる。移動平均線を下抜けたあとに値を戻すことで下に抜ける可能性が出ているが、ここから値を下げた場合には2021年1月8日の102.587と3月31日の110.962の50%の106.80付近61.8%の105.80付近まで値を下げる可能性がある。上抜けた場合には112.20まで値を上げる可能性が見て取れる。

USDJPY 4時間足

USDJPYの4時間足は既に上値を切り上げる形となっている。現在の価格は50%を意識した水準となっており、このまま値を上げることがあれば61.8%となる109.60~までの上昇となりそうだ。