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経済活動再開への期待

5月2週の米国市場は堅調な展開となった。

米国におけるワクチン接種後の新方針として米疾病対策センターがマスクは不要であること、ソーシャルディスタンスの確保は必要ないと発表した事、TSA(運輸保安局)の発表した空港利用者がコロナウイルス感染症によるパンデミック以降、最大人数に達した事などを受けた米国市場は経済活動再開のペースがさらに加速するとの見方が強くなり、値を上げる形となった。

米国消費者物価指数の結果を受けた市場が大きく値を下げた後の回復ということもあり5月10日に付けた34743ドルを再び意識する展開となっている。5月10日の30034円から、米国消費者物価指数の影響で大きく値を下げた後に、今ひとつ戻り切ることのできていない日本市場とは対照的な展開となっている。

1週間で見ると2月以来の下落幅となっている米国市場だが、5月12日の安値33588ドルから34382ドルと2日で800ドル近い戻りとなっている。

(米疾病対策センター:CDCより コロナウイルス)


(https://www.cdc.gov/より)

5月第2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

5月18日(火)
08:50 日本1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
08:50 日本1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
18:00 ユーロ1-3月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
18:00 ユーロ1-3月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)

5月19日(水)
18:00 ユーロ4月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
18:00 ユーロ4月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

5月20日(木)
南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利

5月21日(金)
08:30 日本4月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30 日本4月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本4月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 

日米市場

米国市場は堅調な展開となりそうではあるが、調整局面ともいえる展開となっており、日本市場も上値の重い展開となりそうだ。米国市場も上値は重い展開になるとは思われるが、ワクチン接種の進捗状況が好調であること、ワクチン接種者はマスク不要がCDCより通達されたことで多くの国民がさらにワクチン接種を行うことで経済活動再開への拍車もかかるという思惑もあり、米国市場は堅調な推移を続けそうだ。 

日本市場は米国よりも弱い展開、日経平均も28000円を割り込む場面もあるなど、調整の側面が強く出ており、米国市場の展開に一喜一憂するという展開は続きそうだ。

日経平均株価とドル円・原油価格の推移

 

(リフィニティブ・データストリームより)

欧州市場

ユーロ円小売売上高が堅調な推移を続け、消費者信頼感指数も上昇を示したこと、3月にEU圏で広まったコロナウイルス感染症の第3波の影響もワクチン接種による感染者数の減少が続いており欧州市場は上昇傾向にある。

企業業績も好調な展開、市場予想を上回る経済指標、活発化する市場に状況によってもたらされる資源株の高騰など、株高はさらに続きそうだ。

懸念としてはPMIの結果などから4月の半導体の供給制約による製造業の経済活動が制限されるなどの懸念も存在することから、上値を抑えられる展開となるかどうかには注意を払いたい。

(STOXX Europe 600 Index)              

 
(DAX) 

 
(Trading Economicsより)

今週の為替(USD/CHF)

USDCHF 日足

USDCHFの日足には2線づつ、ラインを引いた。ラインの引き方にもいろいろな考え方があるが、2線を引くことでどの程度、上下に抜ける際に力がいるのか(空白)を考えることができる。USDCHFの日足の場合には下降基調は継続であり、上値はラインの範囲内で抑えられている事、フィボナッチ数列上でも50%をすでに意識している事などから下降となる可能性が強い形となっている。 

USDCHF 4時間足

USDCHFの4時間足は緩やかな下降が続きそうだ。特にこれと言った意識価格もない部分でゆるゆると下落が続いている。上値は青色、下値は緑色の2線が意識されそうだ。

USDCHF 15分足

USDCHF15分足ではダウ理論上の切り下げ途中となっている。赤線に挟まれた範囲内で推移している事、赤線が下降となっていることから、下降トレンドは継続中と見られ、緑色の線を下抜ける可能性は高い。下降トレンドが継続であれば緑線を下抜け、抜けることができなければトレンドの転換に入る可能性がある。ダウ理論の切り下げが続くかどうかに注目であり、上位の時間足、4時間足や日足では下降の可能性が強く出ていることからも基本売り目線で見ていきたい。 戻した場合には青線が意識されることで青線までの戻りの流れが発生する可能性もある。