(function() { var didInit = false; function initMunchkin() { if(didInit === false) { didInit = true; Munchkin.init('105-GAR-921'); } } var s = document.createElement('script'); s.type = 'text/javascript'; s.defer = true; s.src = '//munchkin.marketo.net/munchkin.js'; s.onreadystatechange = function() { if (this.readyState == 'complete' || this.readyState == 'loaded') { initMunchkin(); } }; s.onload = initMunchkin; document.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s); })(); (function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:1422437,hjsv:6}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.defer=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'https://static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');

小幅続伸

6月2週の米国市場は小幅に続伸する展開となった。

米国株式市場は方向性の見えにくい展開が続いているが、材料に欠けるなかでも底堅い展開は続いている。

6月の消費者信頼感指数(速報値)は86.4と5月から上昇したことからインフレ懸念が後退した事、それによって経済成長と雇用に対する楽観的な見方が投資家の間で多勢を占めたことなどからも底値の堅い展開となっている。

米国消費者物価指数も13年で最大の伸び幅となっているが、6月以降は薄れるであろうと観測されており、インフレの高進によって一過性のものになるのではとの見方も強くなっている。

材料不足の中で注目されるのは米連邦公開市場委員会(FOMC)であり、FOMCとそれに続くパウエルFRB議長の発言には市場の熱い視線が集まっている。

(米国インフレ率推移)

(BBCより)

6月第2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

6月15日(火)
21:30 米国5月小売売上高(前月比)08:50
21:30 米国5月小売売上高(除自動車)(前月比)  

6月16日(水)
27:00 米国米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

6月17日(木)
16:30 スイススイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値
18:00 ユーロ5月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
18:00 ユーロ 5月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

6月18日(金)
日本日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
08:30 日本5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 日本5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30 日本5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
15:30 日本黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

日米市場 

米国市場はFOMCを前にインフレへの懸念が強くある。資産購入縮小、インフレに対するパウエル議長の発言内容に対して注目となっている。 日本市場は29000円を行ったり来たりの展開となりそうだ。米国ほどの戻りではないが十分な高値圏での推移となっており、コロナ後の経済成長景気回復を見据えた展開となりそうだが、上値はある程度、限定されそうだ。

FOMCだけでなく、週末17-8日にかけて開催される日銀政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見などイベントも多くあり、目の離せない展開は続きそうだ。

中国市場では6月12日~14日にかけての龍船節がコロナ禍からの経済回復を象徴する形になると思われ、中国経済の回復を象徴づけることができれば中国市場は好調な推移となりそうだ。

FOMC開催の様子

(FRBより)

欧州市場

欧州株式市場は景況感の改善が著しく、夏場以降に経済の急回復への期待が高まっている。

厳格なロックダウンなどによるコロナウイルス感染症の抑制策が年末にかけての感染者数のピークから著しく低下し、行動制限の段階的な緩和など経済回復も順調に進んでいる。

夏の終わりまでに成人の70%以上を目指したワクチン接種も急ピッチで進んでおり、景況感の改善など、ワクチン接種を終えた人の発行される証明書が行き渡れば個人消費も活発化していくことは間違いなさそうだ。

英国では4月のGDPが過去最高を記録するなど、経済回復も順調であり、欧州市場は暫く安定した推移となりそうだ。

(RTEより)

今週の為替(EUR/JPY)

CADCHF 日足

CADCHFの日足ではトレンド転換の可能性のある部分に差し掛かっている。今回も少し画像に手を加えたが、赤と青が高値を切り上げづ付け、上昇トレンドが継続されていた部分で変化が起きている。青が水色に変化している部分であり、高値の切り上げが止まった部分。切り上げが終わった事で上昇トレンドが揉み合い~下降トレンドへと変化する場面に差し掛かっている。現在の価格がさらに値を下げ、赤色を下抜けてくれば下降トレンドが開始されることなるので注意して見ていきたいところだ。

CADCHF 1間足・30分足

CADCHFの1間足は下降トレンドが継続となっている。下降トレンドが揉み合い~上昇トレンドに変化するには青色の四角を抜ける必要がある。赤色の四角を下抜けずに推移する必要もあり、今の段階では赤色が順調に下回っているで下降トレンドは継続すると思われる。青色を上抜き始めたら売りでのポジションは厳禁といったところだ。

CADCHF30分足でも同様の形である。