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石田 和哉

7月5週の米国市場はアマゾンが29日に発表した売上高の伸び率が27%と前期の44%から減少している事、第3四半期では最大でも16%にとどまるとの見通しを示した事から市場ではハイテク株が概ね値を下げる展開となり市場は値を下げる展開となった。

市場ではそれ以外にも新型コロナウイルスのデルタ変異株の急速な感染拡大や中国政府によるハイテク部門と教育部門に対しての規制強化への懸念などもあり、市場は上値を抑えられる、展開となっている。

BKアセットマネジメントのマネジング・ディレクター、キャシー・リエン氏は「1年の中で8月が金融市場にとって最も過酷な月になる傾向が強い」「デルタ変異株や中国の先行き不透明性を巡る懸念が払拭されない中、市場は神経質になっており、株式相場の調整が長引くとの思惑も出ている。こうした中、ドルに安全買いが入った」と述べた。

コロナウイルス感染症のデルタ株の感染者の増加が今後も不安要素となる可能性、それによって経済再開の鈍化、制限措置の復活など市場では懸念材料が燻り続けている。

(Amazon売上高推移)


(ITmediaより)

8月第1週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

8月2日(月)
23:00 米国7月ISM製造業景況指数

8月4日(水)
21:15 米国7月ADP雇用統計(前月比)

8月5日(木)
20:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:00 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:00 英中銀資産買取プログラム規模

8月6日(金)
21:30 米国7月非農業部門雇用者数変化(前月比) 85.0万人
21:30 米国7月平均時給(前年同月比)
21:30 米国7月平均時給(前月比)
21:30 米国7月失業率
21:30 カナダ7月失業率
21:30 カナダ7月新規雇用者数

日米市場

米国市場はコロナウイルス感染症デルタ株による経済再開への影響、感染者拡大による規制の再開などが懸念材料としては存在し続け、上値を抑える可能性もあるが、底堅い展開となりそうだ。

コロナウイルス感染症の感染者の増加が続いていても死者数は過去に比べれば少ないことからそれほど問題視されていないが、徐々に死者数は増えており、市場に意識される様な死者数となった場合には市場でも懸念が強くなり、大きく振れる可能性もあるだろう。

日本市場では企業決算が本格化するが、夏休みで市場参加者の減少、夏枯れが起こる事から値動きの少ない展開となりそうではあるが、神経質な展開となる可能性、先物での売りなどによる影響には注意したい所だ。

(米国のコロナウイルス感染症の感染者と死者数)


(Reutersより)

欧州市場

欧州市場では、ECBが8日に決定した政策金利に関する思惑が「物価が2%に達し、この水準が持続することが確認されるまで、主要政策金利を現行もしくはそれ以下の水準にとどめる」としたこと、7月EU圏PMI速報値は製造業が半年ぶりに下降したことなどから上値の抑える可能性もありそうだ。

ストック欧州600指数は反発しているが、コロナウイルス感染症の感染拡大の警戒感は強くあり、株式市場の上昇がどこまで続くのかはコロナウイルス感染症の感染者数の拡大がどこまで続くのか次第とも言える。

フランス、イタリアではワクチン接種の証明書などがなければ飲食店を利用できないなど実質上の規制の強化も実施されると見込まれ、市場の上値は重くなりそうだ。

(ECBラガルド総裁)


(Reutersより)

今週の為替(NZD/JPY)

NZDJPY 日足

NZDJPYの日足では上昇トレンドからの転換期なっている。高値の切り上げが切り下げに変化した事でレンジ若しくは下降トレンドへと転換しつつあり、23.6%で意識れた後に下降となれば38.2%~61.8%までの下降へと繋がる可能性が見て取れる。紫の部分はb波、23.6%はc波となる可能性があり、下降となればc波の形成後に訪れるであろう、1波~の発生で、一旦はレンジ相場となる可能性もある。揉み合いに近い流れ、上値下値の重い展開となる可能性が強いが、下降へと転じることが出来れば23.6%から61.8%間で意識がなされそう。レンジになるか、下降になるのか、注視していきたい所だ。

NZDJPY 1時間足

NZDJPYの1時間足は緩やかな下降トレンドが継続している。大きく上下に動きながら値を下げる展開が続いており、日足では23.6%が意識された部分が直近の安値となっており、日足での意識の変化が1時間足では大きな変化なる可能性がある。トレンドの変化が明確に起こるには高値安値の切り下げが行われなかった場合である事から、赤線を上抜ければトレンドの転換がありそうだ。

Great