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米国市場は高値更新を続ける。

8月2週の米国市場はダウ平均、S&P総合500種が高値を更新する展開となった。

米ミシガン大消費者信頼感の8月速報値が急速に低下した事を受け、経済活動の落ち込みが懸念材料となる場面もあった。

米国ミシガン大学が13日に発表した8月の消費者信頼感指数は70.2と2011年来と10年ぶりの低水準となっており、7月の81.2、市場予想の81.2から急激な失速となった事が懸念材料となったがベアード投資銀行のロス・メイフィールド氏が「消費者は非常に強い立場にあるが、コロナ疲れが消費者心理に影響を与え始めている」と述べるなど、今後の米国市場は上値を抑えられる可能性が出てきている。

民泊仲介大手のA&Bは新型コロナウイルスの感染拡大と米国でのワクチン接種の進捗状況の鈍化による悪影響に懸念を示すなど、米国経済がどこまで回復傾向を継続する事ができるのか、市場心理には注意したいところだ。

(ミシガン大学消費者信頼感指数と指数チャート)

 

 

(ミシガン大学より)

8月第3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

8月16日(月)
08:50 日4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
08:50  4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)

8月17日(火)
18:00 EU4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
18:00   4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
21:30 米7月小売売上高(前月比)
21:30  7月小売売上高(除自動車)(前月比)
26:30  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

8月18日(水)
18:00 EU7月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
18:00   7月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

8月20日(金)
08:30 日7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30  7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30  7月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

日米市場 

米国市場は大規模経済対策が上院議会を通過した事を背景にして市場は好調な展開となっている。

ワイオミング州ジャクソンホールで毎夏開催される経済シンポジウムが8月26日~28日に開催されるが、FRB議長の講演内容やシンポジウムを控えた中での金融引き締めへの懸念が市場で意識されるかどうかに注目したいところだ。

とはいえ、労働力率(労働参加率)が低下していることから、それに対して踏み込んだ発言はないと思われ、静かな展開となりそうだ。

日本市場では上値の重い展開が続くと思われる。

中国市場では8月16日の経済指標の下振れの可能性が意識され始めている。

社会融資総量が37%減少した事への警戒もあり、不安定な動きとなりそうだ。

(米国労働力率推移)

 

(United States Department of Laborより)

欧州市場

欧州市場では小売売上高の推移、ドイツ工業受注が市場予想を下回った事で、前回に記述をした、製造業、建設業への供給制限に続く、経済指標の鈍化による市場での懸念が台頭するのか同課に注目したいところだ。

ストック欧州600指数は続伸しており、今週も30を超える企業の決算が予定されており暫く市場は底堅い展開となりそうだ。

コロナウイルス感染症の感染者数も英国やEU構成国の一部の国で増加傾向が和らいでおり市場は底堅く推移すると見込まれるが、消費と生産への懸念が何時何処で意識され始めるのかには注意したいところだ。

(欧州小売売上高推移)

(CEICより)

今週の為替(AUD/USD)

AUDUSD 日足

AUDUSDの日足でも転換・レンジ部分となっている。

紫色の四角が転換・レンジへと変化した高値安値であり、切り上げで推移してきたものが切り下げに変化している事でダウ理論上、波動論上などでから見た場合、レンジや下降への転換となっている。

既に23.6%は意識されており、下降がが始まれば38.2%への下降と意識が、勢いがつけば50%までの下降の可能性が。

逆に戻りを試した場合にには上値抵抗線となっているラインを抜けきるのかどうか、場合によっては直近の高値、紫の高値と上昇トレンドの最後の高値、赤の2つ目が意識されることから上値は重くなりそうだ。

AUDUSD 4時間足

AUDUSDYの4時間足は上昇、レンジ、下降と変化していることが見て取れる。

上昇を開始した価格、図上でいうトレンドの初動部分は日足でいう、青の2つ目でありフィボナッチ数列でいう38.2%付近であることから下降トレンドは継続する可能性もある。

日足で意識されるのは下降の場合は38.2~50%への下落という事から4時間足で見た場合にも同様の価格が意識されやすくなる。

その場合には大きな下降トレンドが発生するので、トレンドの流れに逆らわないようにしたいところだ。

AUDUSD 30分足

AUDUSDの30分足では三角も近いが形成されており、徐々に圧力がたまっていることを示している。

上位時間足、4時間足や30分足の過去の流れを見た場合、下降へ転じる可能性の強い三角持ち合いではあるが、上下どちらに推移してもしっかりと乗っていきたい所だ。