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米国市場は反発

9月最終週の米国市場は週間ベースで見た場合、S&P総合500種、ナスダック平均の下げ率は2月以来の下げ率となったが、週末に大きく値を戻したことで10月の米国市場動向はある程度、底堅い展開となる可能性もありそうだ。

連邦準備理事会(FRB)が11月にテーパリング(量的緩和の縮小)を発表し、来年終盤にも利上げに着手するとの観測から市場は値を下げる展開となったが、インフラ投資法案をめぐる議会の調整をバイデン大統領が意欲的に行うというニュースや製薬会社のメルクによる開発中の新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「モルヌピラビル」について、重症化の恐れがある患者の入院や死亡のリスクを約50%減らす効果があるとの中間臨床試験結果を公表するなどしたことが市場での買いを誘発し、米国市場は値を戻す展開となった。

経済指標も好調な数字となっており、市場は値を戻してはいるが量的緩和の縮小(テーパリング)に着手する時期が「近く」到来する可能性があるという認識も強くなってくる事から市場の意識の変化、思惑には注目していきたいところだ。

S&P500 


(market 1watchより)

9月第5週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間 

10月5日(火)
23:00 米国9月ISM非製造業景況指数(総合)

10月6日(水)
21:15 米国9月ADP雇用統計(前月比)

10月7日(木)
20:30 ユーロ欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

10月8日(金)
21:30 米国9月平均時給(前月比)
21:30 米国9月失業率
21:30 米国9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国9月平均時給(前年同月比)

日米市場 

米国市場は神経質な展開となっている。債務上限引き上げやインフラ投資法案を巡っての協議難航している事などから、軟調堅調を繰り返す相場、動きの見えにくいレンジに近い相場となりそうだ。FRBでもタカ派とハト派、経済成長重視であり、金融融和派のハト派と物価の安定重視、金融引き締めのタカ派の勢力図に変化が見られそうだ。日本市場では政治体制の変化への期待、10月から本格化するであろう経済活動再開への期待などもあり、堅調な展開となりそうだ。

(米国個人消費支出 推移)

(Bureau of Economic Analysisより)

欧州市場

景気回復の山場(景気拡大の頂点)を迎えたとの憶測が強くなっている欧州市場ではドイツでの選挙結果やECNフォーラムでの結果次第では欧州市場では方向性のない上下に重い展開となりそうだ。

引き続き、中国不動産大手の恒大をはじめとした不動産関連への懸念やドイツで行われた選挙結果を受けた各政党による連立交渉が長引いた場合には経済対策への影響などへ影響を及ぼすのではという懸念なども強く残っている。

SPD(中道左派)のシェルツ副首相

 
(Reutersより)

今週の為替(USD/CAD)

USDCAD 日足

USDCAD日足では下降トレンドからの転換、上昇トレンドの発生が見て取れる。

2020年3月の高値寄り続いていた下降トレンドが終わり、戻りの発生が出ている部分となっているがすでに38.2%は意識しており、ここからの再上昇で50%~を狙う形へと推移する可能性が強い。

50%の1.32200までの上昇となれば多少の時間はかかると思われるが、十分な上昇が見込めることから中長期での目線で挑みたいところだ。

週足で2010年から見たときには日足での直近の最安値が2010年~2015年までの上昇の半値50%の意識部分ともなっており、週足上で50%を意識した後の一旦の戻りであっても日足での50%、61.8%は十分射程距離となっている。

USDCAD 1時間足

USDCADの1時間足は三尊の形に近くはなっているが、正式な形ではないので、強い形での下抜けとも言いにくいが上位時間足での上昇への転換が長引くようであれば下降となる可能性もありそうだ。

上時間足、日足では上昇の可能性があるのだが、1時間足24本で日足という事もあり、日足での調整が長引くような形、日足上の38.2%を抜けなければ上位足での上昇トレンドへの転換が起こらないことから、三尊(いびつ)からの抜けは十分ありそうだ。

2つ目の山が一番高く、3つ目の山が1番目より低いのが三尊天井、トリプルトップであり今回は3つ目の山が1番目より高いことからただのレンジとして捉えることも可能ではあるが、売り目線で考えるのであれば、三尊天井、トリプルトップとして見ていくとスムーズに売り目線で売買ができそうだ。

上位時間足、日足では買い目線となっているが調整中であるので一旦下値を付ける可能性も十二分にある。