(function() { var didInit = false; function initMunchkin() { if(didInit === false) { didInit = true; Munchkin.init('105-GAR-921'); } } var s = document.createElement('script'); s.type = 'text/javascript'; s.defer = true; s.src = '//munchkin.marketo.net/munchkin.js'; s.onreadystatechange = function() { if (this.readyState == 'complete' || this.readyState == 'loaded') { initMunchkin(); } }; s.onload = initMunchkin; document.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s); })(); (function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:1422437,hjsv:6}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.defer=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'https://static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');

企業決算、要人発言で上値重く

10月3週の米国市場は第3四半期決算を行った写真・動画共有アプリの「スナップ」が発表した決算は米アップルによるプライバシー規約の変更による広告の変更、広告の展開が制限されたことによって決算が市場予想を下回り、28%の下落となった。

これを受け、広告収入が収益の大部分を占めている他の企業、フェイスブックやTwitterも値を下げる展開となり市場の足を引っ張る形となった。

また、インテルの決算が市場予想を下回り下落するなど、米国市場は頼みの綱の企業決算に足をすくわれた格好となった。

また、FRBのパウエル議長は22日、FRBはテーパリングを近く開始すべきだと述べた。

雇用が低水準に留まっている事、来年には新型コロナウイルスのパンデミックによるインフレ圧力が弱まり、高インフレが緩和される可能性があるため、まだ利上げすべきではないと述べた事が投資家の姿勢を慎重にさせており、NY ダウは高値圏にあるが市場は上値の重い展開になる可能性がある。

Snap 株価


(Bloombergより)

10月第4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

10月26日(火)
23:00 米国9月新築住宅販売件数(前月比)
23:00 米国9月新築住宅販売件数(年率換算件数)

10月28日(木)
日銀展望レポート
日本日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30 日本黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
21:30 米国7~9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
21:30 ユーロラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

日米市場 

米国市場は企業決算に右往左往する展開となりそうだ。

先週大きく値を下げ、市場の上値を抑える原因となったスナップなどインターネット広告が収益の一部となっている企業の決算は今後も市場予想を下回る可能性があり、市場の足を引っ張る可能性も出てきそうだ。

また、昨年まで怒涛の成長を見せてきたアマゾンが前年比で見た場合、投資家、市場の要求が非常に高いものとなってしまう事から決算への期待も高く、市場の足かせとなる可能性もありそうだ。

日本市場は決算発表の本格化する時期に入った事、衆議院総選挙が週末に行われる事から個別銘柄の物色と米国市場動向、選挙の行方を睨んだ展開となりそうだ。

31日に投開票が行われることから、11月から波乱の展開となるのかどうか、注目したいところだ。

(衆議院総選挙)


(総務省より)

欧州市場

景気低迷が示唆されつつ、8月のユーロ圏鉱工業生産は先月の大幅増から一転して減少となり、10月のドイツZEW景況感指数も先月より低下となった事で警戒回復のペースに遅れが出始めている事が示されている。

日米と同じく、欧州市場でも決算発表が本格化しているが今週は北欧企業が多いこと、英国金融大手は決算が織り込まれていることなどから市場に与える影響は少なそうだ。

経済指標は不安定、景気の低迷を示している事からストック欧州600が高値を超えて進捗できるのか、ロシアでのコロナウイルスの感染拡大や英国で再び感染者数が5万人を超えるなど、まだまだ方向性の見えにくい展開は続きそうだ。

直近14日間のコロナウイルス感染症の感染状況では、英国とロシア、トルコ周辺や米国は感染がおさまらず、注意が必要だ。

 (https://github.com/CSSEGISandData/COVID-19、Googleより) 

 今週の為替(USD/JPY)

USDJPY 週足

USDJPYの週足、かなり長期での判断となる。

上昇トレンドが出ており、三角持ち合いからの上放れという事もあって、上昇の可能性が高くなっている。

上昇の目安としては118.50円、2017年1月に付けた高値が意識される可能性があり、現在の価格水準である113円台からすると5円近い上昇余地が見て取れる。

注意したい点としては三角持ち合いの種類が先行き弱気の三角持ち合いと言う三角持ち合いで売りの勢いが強いと言われている事から、上値が重くなり下降に転じる可能性もあり、買い目線ではあるが、下降への急転換には注意した取引を考えておきたいところだ。

USDJPY 日足

USDJPYの日足はエリオット波動論上の5波までの形成が行われた可能性が見てとれる。

白1~5で5までを形成しており、ここからの下降となればa~cを形成する可能性が見て取れる。

1波の開始は2021年1月であるので、10か月での1~5形成であり、ここからの下落は2~3か月程かけて行われる可能性がある。

週足上では三角持ち合いからの上値抜けという事から上昇ではあるが、トレンド発生時に起こり得るダウ理論上の切り上げ下げを行うのであれば、日足でのa~c波の形成も高確率で形成されると考えられる。

a~c波が形成された場合の下降目安は青丸の部分、108~110付近でエリオット波動1~5を形成したトレンドのフィボナッチ数列上の38.2%~50%となっており、取引時には上下に動く可能性を考えて取引を考えたい。