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新型変異株「B.1.1.529」を受け急落

11月4週の米国市場は南アフリカで検出された新変異株「B.1.1.529」がWHOによって「懸念される変異ウイルス」に指定されたことなどから市場は大きく値を下げる展開となった。

変異株についてはまだ情報が少ない中での展開ではあるが、ワクチンへの耐性が強い、感染力が高いなどが明らかになるようであれば、今まで世界で進められてきたワクチン接種、コロナウイルス感染症対策が白紙に戻る可能性もある。

FRBの進める金融政策の見通しが不透明になる、世界経済が再び後退局面へと入るなど「市場はパンデミック(世界的大流行)の終息を祝っていたが、まだ、終わっていない」など要人が述べる等まだまだ混乱は続きそうだ。

まずは30日のパウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言、週末の米国雇用統計を見ていきたいところだ。

(南アフリカ保険大臣(中央))

(AP通信より)

11月第5週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
11月29日(月)
29:05  米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

11月30日(火)
19:00  ユーロ11月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)
19:00  ユーロ11月消費者物価指数(HICP、速報値)
22:30  カナダ7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率)    
22:30  カナダ9月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
22:30  カナダ9月月次国内総生産(GDP)(前月比)
24:00  米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

12月1日(水)
22:15  米国11月ADP雇用統計(前月比)
24:00  米国11月ISM製造業景況指数     
24:00  米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

12月3日(金)
22:30  米国11月失業率    
22:30  米国11月非農業部門雇用者数変化(前月比)
22:30  米国11月平均時給(前年同月比)
22:30  米国11月平均時給(前月比)
22:30  カナダ11月失業率  
22:30  カナダ11月新規雇用者数
24:00  米国11月ISM非製造業景況指数(総合)

日米市場 

米国市場ではブラックフライデー・サイバーマンデーの通過後の影響、SaaS系企業の決算、日本市場は政府が発表した経済対策による市場の底支えなども期待できたのだが、新しく出現した新型コロナウイルスの変異株「B.1.1.529」の出現によって、かなり不安定な相場になりつつある。

日本市場は週末に750円近い下落、米国市場は900ドル超の下落と両市場ともに2.53%の下落を見せており、今後の展開に少し赤信号、上値を抑えられてしまう可能性のある状況となっている。

日米市場共に新型コロナウイルスの変異株による影響を受ける状況が続くと思われ、暫くは変異株の詳細、状況に右往左往されると思われる。

(米ダウ平均 日足1年)
 
(MarketWatchより)

欧州市場

雇用情報では力強い回復が示されている欧州市場だが、新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンの再発動などが影を落としつつある。

7-9月期のユーロ圏就業者数(前期比0.9%増)は4-6月期に引き続き高い伸びを記録し、雇用情勢が力強く改善しているなど、直近の経済は回復傾向にある。

回復傾向にあるものの、オーストリアが19日に全面的な都市封鎖の再導入を表明したほか、ドイツでも保険相が都市封鎖の可能性を否定できないとの見解を示すなど新型コロナウイルスによる経済の影響が再び台頭しつつある。

日米市場動向でも話したが、新型コロナウイルスで発生した変異株「B.1.1.529」による影響が今後は上値を押さえられる可能性もあり、注意が必要だ。

(ドイツ ドレスデン、ロックダウンが再度行われるとの観測が浮上している)
(Reutersより) 

今週の為替(EUR/USD)

EUR/USD 4時間足

 

EURUSDの4時間足では週末に発生した新型コロナウイルス変異株「B.1.1.529」による影響から、波動論上の5波の形成波から3波の調整派への移行が早く進む形となっている。

第4波と5波で形成される高値を今のa波(青線)が超えることができれば調整波の開始となり、中期~での上昇トレンドの形成が形成され始めることから、波の形には注目をしたい所となっている。

調整波が終われば、再度の形成波となる。調整波a~c波の波形の大きさ次第ではあるが、一定の動きには期待をしたい。

EUR/USD 30分間足

EURUSD30分足は少し長い目で見る形ではあるが、波動論の上がりの調整波の形成の形が見て取れる。

3波までの形成がなされていると思われ、4~5波まで推移すれば1.37800までの上昇、直近の高値までの上昇の可能性が出てくる。

上位時間足でもa-c波、調整波での上昇の可能性がある事から、ある程度の上昇は見込めるが、1.37800付近で上値を抑えられる可能性もある事から、上位時間足を見ながらの売買を行いたいところだ。