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オミクロン懸念か雇用統計懸念か

11月5週(12月1週)の米国市場は南アフリカで検出された新変異株「B.1.1.529」が懸念されたこと、米国雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予想の55万人増から大幅減の21万人増となった事もあり米国市場は小幅に値を下げる展開となった。

米国経済指標の市場予想と発表値の乖離(バットサプライズ)はたびたび起こっているがそれほど材料視されないことも多くあり、方向性の見えにくい展開となることが多い。

米国では新型コロナウイルスによる死者数は77.7万人と第二次大戦での死者数41.8万人ベトナム戦争での死者14.8万人、朝鮮戦争での死者3.6万人を合わせた人数よりも死者数が多い中での市場の上昇基調という異常ともいえる展開となっている。

戦争と感染症による死者数は比較できないが、バイデン大統領による戦時下の権限の発動など「戦時下の取り組み」がなされるほどコロナウイルス感染症による影響が出ている中での米国市場の最高値更新、企業の好決算など他国に比べて米国の楽観的な姿勢、市場と実体の格差が出ている様にも思われる。

週末の米国市場では「雇用統計はFRBにテーパリング(量的緩和の縮小)加速を思いとどまらせるほどの内容ではなく、市場想定より迅速な利上げに向けた扉は開かれたままだ」と要人発言があり、デルタ株よりもオミクロン株の感染拡大が懸念だと要人発言があった。

市場予想は下回ったがFRBが方針を大きく変えるほどのものではないとするなど市場での悪材料の肯定的な捉え方がどこまで続くのか、注目していきたいところだ。

(オミクロン株)
 
(BCCJAPANより)

12月第2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

12月7日(火)
19:00  ユーロ7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
19:00  ユーロ7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)       

12月8日(水)
08:50  日本7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)
08:50  日本7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)

12月10日(金)
22:30  米国11月消費者物価指数(CPI)(前月比)  
22:30  米国11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
22:30  米国11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
22:30  米国11月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)     

日米市場 

日米市場共にオミクロン株の症状、危険性が判明するまでは波乱の展開となる可能性もありそうだ。

オミクロン株の感染をどこまで防ぎきれるのか、冬に入り密閉した空間での活動が増える日本ではオミクロン株による第6波の感染爆発が起きるのかどうか、オミクロン株分析による詳細、世界での感染の広がりなどに注意したい所だ。

米国では11月の消費者物価指数が高止まりとなる可能性も出ている。原油備蓄の放出などもあり12月の消費者物価指数は低下する可能性もあるが、暫くはコロナウイルスをめぐる報道に一喜一憂する展開となりそうだ。
(原油価格)

(MarketsInsiderより)

欧州市場

11月の応酬PMI速報値、製造業が0.3ポイント上昇、サービス業が2.0ポイント上昇するなど市場予想を上回る展開を見せており、9月以降の景気改善の悪化に歯止めがかかりつつあることが数字から見て取れる。

市場では新型コロナウイルス感染者数の増加や一部の国でのロックダウンの導入、南アフリカで検出されたオミクロン株など、不安要素となる材料も多くあり、欧州各国での入国制限など不安材料もある事から市場の上値も重くなりそうだ。

(欧州PMI値)
製造業、サービスが上昇している事が見て取れる。

(Trading Economicsより) 

今週の為替(CHN/JPY)

CHN/JPY 4時間足

CHNJPYDの4時間足はエリオット波動論、上昇トレンドでの1-5波の形成がなされた後の調整のa-c波のa波が形成されつつある。

上昇トレンドがかなり大きくなっている事から、調整波a-c波による下降はある程度の勢いがつく可能性がり、目安としては17.50付近までの下降となる可能性もある。

上位足では上昇継続である事から、a-c波の形成後に再び1-5波となる可能性がある事から、a-c波で売買を行った際には戻りに巻き込まれないように注意したいところだ。

CHN/JPY 30分間足

CHNJPY30分足ではレンジ相場、もみ合い相場での展開となっている。

上位時間足、4時間足では下降の可能性、日足では上昇の可能性がある事から30分足での売買には注意したい所となっている。

揉み合い、レンジを抜ける様であれば素直に順張りでも問題はないが、価格が上位時間足でのどの部分に該当するのか、a-c波、直近の高安値、下降上昇トレンドの有無などと照らし合わせて売買を行いたいところだ。