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12月小売売上高を受け

米国市場は12月の小売売上高が市場予想の70を下回る、68.2と過去10年間で2番目の低水準となった事などから市場の「失望」を呼び、値を下げる展開となった。

また、米金融大手のJPモルガン・チェースが発表した第4四半期決算が14%の減益であった事から大きく値を下げ、26%の減益を発表した米シティ・グループも下落する形となった。

ウェドブッシュ証券の株式トレーディング担当マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「JPモルガンの決算に対するハードルは非常に高かった。表面上は良かったが、中身はそうでもなかった」と指摘し、今年予想される利上げサイクルの中で、決算シーズンに向けて「ロングポジションが非常に積み上がっていた」と発言するなどしている。

また米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は14日、FRBが今年金融政策を引き締めることは「賢明」であり、「理にかなっている」と指摘し、バランスシート縮小に着手する期間がこれまでよりも短くなると発言するなどした。

米小売売上高

(Reutersより)

1月第3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

1月17日(月)
11:00  中国10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
11:00  中国10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)

1月18日(火)
日本    日銀展望レポート   
      日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30  日本黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

1月20日(木)
19:00  ユーロ12月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比) 
19:00  ユーロ12月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
21:30  ユーロ欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

1月21日(金)
08:30  日本12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30  日本12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) 
08:30  日本12月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:50  日本日銀・金融政策決定会合議事要旨 

日米市場 

米国市場は前述でも述べたようにFRBによる急速な引き締めを行うとの見通しもあり市場は様子がある程度を占めると思われる。

25~26日のFOMCを見極めたいとの思い、3月からの利上げが行われる場合には何かしらの発表・行動が25~26日のFOMCである可能性もある事から警戒色の強い相場展開となりそうだ。

日本市場は米国市場を睨みながらの展開が続きそうだ。

日本市場単体での市場の上昇は考えにくい水準となっており、米国市場動向、FOMCや17日に発表される12月中国実質GDP値など外部環境に一喜一憂する展開となりそうだ。

(香港HS50)

(IfcMarketより)

欧州市場

新型コロナウイルスの感染拡大が南アフリカではピークを迎えたとされているが、英国では依然として高水準で推移し、若干不安材料として意識されている欧州市場では物価指数の高止まりは続いているものの、物価指数は来月以降には鈍化すると予想されており、市場での悪材料は少なくなりつつあるように思われる。

コロナウイルスの影響よりも、米国での金融引への引き締めに対する思惑などアフターコロナへの影響を意識する展開が強くなりつつある。

弱毒化した事で収束に向かうのではと思われているコロナウイルスだが、新たな変異株の出現があるのか、オミクロン株が本当に問題ないウイルスであるのかなど真偽の判断にはもう少し時間がかかりそうだ。

(ストック欧州600)

(QONTIGOより)

今週の為替(EUR/GBP)

EUR/GBP 日足

EURGPBの日足では緩やかな下降、フラッグが形成されていたが、意識されていた下値支持線(白線)を抜けてきている。

大きな流れで見た場合には2019年の安値を2回叩いた価格が意識されると思われ、ここからの大きな下降は2019年の安値で意識される形となり下値は限定されそうだ。

逆に上昇となった場合にはフラッグで意識されていた上値抵抗線が意識されると思われEURGBPは日足、中長期で見た場合には少し方向性の見えにくい展開となっている。

日足で見るとコロナウイルス感染症による経済への影響も織り込み済みとなる可能性もあり、ここからの戻りの有無、もしくは下抜きの有無は欧英の経済の底力次第といった所ではないだろうか。

下位の時間足でも同様の形となっている。