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米国市場は反発も8週連続の下落

5月3週の米国市場は波乱に満ちた展開となった。

NYダウは8週間連続の下落となっており、1932年の世界大恐慌以来の連続の下げに。
S&Pとナスダック市場も7週連続の下落と2001年のドットコム・バブル以降の下げとなっている。

今年の最高値から18%の下落となっており、過去1年の高値からの下落率が20%を超えると弱気相場と言われる水準にまで近づいている。 

ナスダックは21年11月に到達した高値より27%の下落となっており、弱気相場に突入したことからも、不安定な相場となっている。

米FRBが積極的な金融引き締め姿勢を示す中での推移という事もあり、投資家が景気減速に対して懸念を示している事が如実に表れた格好だ。

FHNフィナンシャル(テネシー州メンフィス)の金利ストラテジスト、ジム・ボーゲル氏は「景気後退の可能性は高まっているが、FRBが手を引くことはないだろう」と述べるなど、FRBが金利引き上げを行うのかどうか、撤回の有無などに注目が集まっている。

(米NASDAQ推移)

(Bloombergより)

5月第4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
5月24日(火)
23:00  米国4月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
23:00  米国4月 新築住宅販売件数 [前月比]

5月25日(水)
15:00 ドイツ1-3月期 国内総生産(GDP、改定値) [前期比]    
15:00 ドイツ 1-3月期 国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]
15:00 ドイツ1-3月期 国内総生産(GDP、改定値、季調前) [前年同期比]
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

5月26日(木)
21:30  米国 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比年率] 

5月27日(金)
21:30  米国4月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比]
21:30 米国4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比]
21:30  米国4月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比] 

日米市場 

米国市場はダウ市場が8週連続の下落、ナスダック・S&Pのドットコム・バブル以降の連続の下落となっている。
NYダウは高値寄り18%の下落だが、ナスダックは昨年11月以降で27%の下落となっており相場が弱気の目安とされる直近1年の高値寄り20%越えの下落と米国市場は転換を迎えつつある様にも思われる。

日本市場は企業決算が増益となったものの、米国市場が不安定で有ることから上値の重い開となっており、米国市場の下落に比べればはるかにましではあるが、相場は弱い展開で推移している。

日米ともにFRBによる金利引き上げが25日のFOMCで50bpと75bpの何方になるのかに注目したいところだ。

(ドットコムバブル時のNASDAQ推移)

(リフィニティブ・データストリームより)                     

欧州市場

欧州株式市場は反発して取引を終えている。
中国の景気支援策が投資家心理を改善した結果、ロンドン・欧州ストック600ともに反発となっている。
4月の英小売売上高は先月から予想外の増加となっているものの、生活費に直結する個人消費の見通しは厳しくなっている。

AJベルの金融アナリスト、ダニー・ヒューソン氏は「小売売上高の予想外の好転は、他の指標が示すほど消費者が打撃を受けていない前向きな兆候と見なすことができる」と言及した一方で「4月の数字を掘り下げると、スーパーマーケットでの食料品の支出が大幅に増加しており、人々が節約のためにパブやレストランよりも家での食事を選んでいることを示唆している可能性がある」と指摘するなど見通しは慎重に行いたいところとなっている。

(英消費者信頼感指数推移)

(Gfkより)

今週の為替(CHF/JPY)

CHFJPY 日足

CHFJPYの日足では波動論上の推進波1-5波の後の調整波a-bまでの形成が見て取れる。

波動論推進波の1-5波が終わり、調整波のaまでが形成されている。
調整波のb波を形成している途中であり、ここで価格の上昇が止まり、下降へと転じればb波の形成完了と同時にc波の形成開始となる。

c波の形成となった場合には緑線が意識されると思われ、下降の目安となりそうだ。

調整波のc波で下降となる場合にはbで形成されている安値を抜ける部分での売りが可能となるが、売りとなってもすぐに緑線が意識される事から注意して売買を行いたい所だ。