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小幅反発も週間では大幅安

6月3週の米国市場は小幅に値を上げる形で週を終えたが、週間で見るとはダウ工業30種が4.79%の下落、S&P500が5.79%、ナスダック総合が4.78%とそれぞれ大きく値を下げる展開と下げ幅は2020年3月以来では最大の下落幅となっている。

バーデンス・キャピタル・アドバイザーズ(メリーランド州)のポートフォリオ戦略ディレクター、メーガン・ホーンマン氏は、当面、ボラティリティーは高止まりすると予想し、FRBの利上げ幅やインフレ状況を見極める展開が続くとの見通しを示している。

景気後退観測が強くなっており、それらに対するFRBの対応に注目が集まっている。

(米インフレ率推移)(https://tradingeconomics.com/より

(Bloombergより)

6月第4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
6月22日(水)
08:50    日本日銀・金融政策決定会合議事要旨
22:30    米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 

6月23日(木)
23:00    米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

6月24日(金)
08:30    日本5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30    日本5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)           
08:30    日本5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
23:00    米国5月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00    米国5月新築住宅販売件数(前月比)

日米市場 

米国市場はFRBが75bpの利上げを決定した事で波乱の展開となったが、7月も75bpの利上げを検討していると示唆した事から、経済状況の悪化ハト派タカ派間での調整など様々な要因で急速な利上げの可能性もまだ存在しており利上げと景気後退のリスクと神経質な展開となりそうだ。

日本市場ではFOMC、金融政策決定会合を通過した事で市場心理は改善してはいるが大きく値を崩した日本市場がどのような戻りを見せるのか、注目していきたいところだ。

(日経225推移)

(Yahoofinancより)                      

欧州市場

欧州株式市場は小幅反発して取引を終えている。
とはいえ、週間で見た場合にはストック欧州600は4.6%と3週連続での下げとなっており、今年に入ってからの下げ幅は17.33%と経済の見通しの悪化や物価の高騰など様々な要因が下降の原因となっており、先行きの見据え難い展開が続いている。

AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「高インフレ、金利の上昇、景気後退の可能性の高まりは全て株式市場で嫌気された。ただ、最近の相場下落後に、一部の人々は喜んで割安株を物色していることから判断すると、投資家の信頼感は完全に打ち砕かれたわけではない」と述べるなど、まだ市場参加者には失望が広がっていない事などを指摘している。

(STOXX Europe 600 idex)    

(QONTIGOより)

今週の為替(EUR/JPY)

EURJPY 月足

EURJPYの月足では超長期で推移してきた三角持ち合い、ダウ理論の上値の切り下げと下値の切り上げを繰り返して力が収束する形となっていたものが上抜けとなっている。

最直近の高値を上抜けとなった事で149.70の高値が意識される形となっている。
半年~数年での推移になるとは思われるが、149,70を意識する水準にまでは値を上げる展開になるとチャートよりは見て取れる。

EURJPY日足

EURJPYの日足では波動論上の1-5波での推進波を形成後のa-cの調整波のa波を付けていると思われる。
推進波の1波をどこの位置に置くのか、現在の推進波の前の波が推進・調整のいずれにも当てはまらなさそうだが、下位の時間足4時間足では波動論を形成している。

その場合には1波の形成が中途半端な位置からとなり、2波の安値が非常に深い位置となる。
2波の底から波動論の形成を勘定した場合には現在は3波となるが、2波以前の波動の形成の有無が不確定など、トレンドとしては上昇であり波動論の形成で見ればよい形ではあるが、判断の難しい形からの形成開始となっている。

どちらの波動論の形成開始で見た場合でも売り買いのチャンスは存在することから柔軟な対応を行いたいところだ。

現在の価格から戻し(b波)、5波とa波とで形成される高値よりも下で高値を形成した場合にはダウ理論の切り下げ、波動論のc 波形成での売りのチャンス。

もう1つのパターンで見た場合には5波を切り上げれば、もう1パターンでの5波となりいささか遅れ気味、5波に乗る形となるが買いのチャンスとなりそうだ。