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金利引き上げが遠のき、米国市場は大幅高

7月週の3週の米国市場は大きく値を伸ばす展開となった。

米国市場はFRBが想定上の利上げを行わないのではないのかとの思惑が強くなり、米国市場は大幅高となった。

米金融大手のシティグループの決算が想定よりも数字が良かったことから金融関連が大きく値を上げる形となり、市場をけん引する形となった。

CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は「株価はなお下降トレンドラインを下回っている」と指摘。「1日だけでは新たなトレンドは作られない」と述べるなどした。

13日に発表された6月の米消費者物価指数の数字で大幅な金利の引き上げ観測が出ていたがその後のFRBの発表を受け利上げ懸念が後退している。

インガルズ&スナイダーのシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「今の経済指標には一貫性がなく、ポジティブだったりネガティブだったりするが、これは今が転換期であることを示唆している」としている。短期的に考えると相場はあれる可能性が考えられる。 

(米ダウ推移)

(Reutersより)

7月第4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
7月19日(火)
18:00    ユーロ6月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)           
18:00    ユーロ6月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

7月21日(木)
日銀展望レポート
日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30    日本黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
21:15    ユーロ欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:45    ユーロラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

7月22日(金)
08:30    日本6月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30    日本月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30    日本6月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 

日米市場 

日本市場はもみ合いが予想されている。
日本企業の決算が本格化すると思われるが、業績の上方修正は行われないと思われ、日本市場は神経質な展開となりそうだ。ファーストリテイリングの決算発表で大きく指数を動いているのがその兆候と考えられる。
米国市場も企業の決算発表を控え、日本市場と同様に神経質な展開となりそうだ。
テスラやネットフリックスの決算が特に注目となっている。

(ネットフリックス 推移)

(Googlefinanceより)                     

欧州市場

欧州株式市場は値を上げる形で推移した。
FRBの利上げが加速されるのでは?という観測やイタリアの政治的な混乱などが市場で嫌気を感じ値を下げる場面もあったが、週末にかけて値を上げる形で推移している。

イタリアとドイツ国債の利回り格差が高水準となっており、投資家はイタリアの政局リスクを見極めたいとする姿勢も強く出ている。

(イタリア10年国債 推移)              

(Investing.comより)

今週の為替(AUD/NZD) 

AUDNZD 日足

AUDNZDの日足は大きく値を上げた価格からの下値方向への戻りとなっている。
三角持ち合いを形成中であり、三角持ち合いを下抜けた場合には50%までの下降の可能性がありそうだ。

大きな上昇トレンドは2021年11月から今年6月までの7か月間の上昇トレンドである事から、下降となった場合には数ヶ月の時間をかけての大きな下降トレンドとなりそうだ。

上位の時間足ではかなり乱れが見られるものの、調整という意味では下降の可能性は強く出ており、三角持ち合いを抜けたAUDNZDポジションを保有している場合の推移には注意したい所だ。