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石田 和哉

5日の米国市場は当日に発表された米国雇用統計が前月比52.8万人増、失業率は3.5%となった事から、米国経済が景気後退に陥っていない状況が示された。

想定以上に強い雇用統計が発表されたことでFRBが積極的な利上げを継続するのではという懸念が再燃し、上値の重い展開、ダウ平均は76ドル高、S&P総合500は下落するなどした。

50パーク・インベストメンツの最高経営責任者のアダム・サルハン氏は「今回のような非常に強い雇用統計は、FRBにより長期にわたり金融引き締めを行うよう圧力をかける」と指摘。
「市場はFRBが再びオーバーシュートすることを恐れている。FRBが過度に大幅で長期に引き締めを行えば、ハードランディング(硬着陸)、つまりディープリセッション(深刻な景気後退)を引き起こすことになる」と述べるなど、難しい状況とも言えそうだ。

(米雇用統計 予測推移値)

(TradinEconomicより)

8月2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
8月10日(水)
21:30 米国7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
21:30 米国7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 米国7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

8月12日(金)
15:00 イギリス6月月次国内総生産(GDP)(前月比)
15:00 イギリス4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
15:00 イギリス4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)

日米市場

日米ともに方向感を探る、方向感の見えない展開となりそうだ。

米国市場は雇用統計の数字が好調であるもののFRBによる金利の引き上げが引き続き行われるのではないのか?という事が重石となっており、日本市場は米国市場の不安定な展開、好調な経済指標に対してそれほど進んでいない市場の動きにやきもきしつつ、方向感を見定める形となりそうだ。

企業決算がピークを迎える日本市場ではその決算内容を見極めたいという姿勢が強く出る事夏枯れ相場と言われる8月に入っていることなどからも値を戻す展開とはなるものの、上値は限定的になるのではないかと考えられる。

(米ダウ推移)

(Reutersより)

欧州市場

英国市場・EU市場共に値を下げる展開となっている。
両市場ともに米国雇用統計が市場予測を上回った事を受けFRBによる利上げ加速を懸念した動きが強くなり売りを誘ったことで値を下げる展開となっている。

EU6月の小売売上高は予想よりも大きく下落となっており、7月EU圏総合購買担当者景気指数も49.9の改定と、経済の好景気、不景気の分かれ目となる50を下回るなど、欧州での景気後退が数字となって出てきているようだ。

(STOXX EUROPE600推移)

(TradingEconomicsより)

今週の為替(CAD/JPY)

CAD/JPY 日足

CAD/JPYの日足では波動論上の推進波1~5波が終わり、調整波aもしくはbの形成がチャートより見て取れる。

昨年8月からの推進波の形成、1年近くかけた上昇が終わってからの調整波とそれに続く推進波という事もあり、ここからの下降目安は93.5~98.80となり、数か月~半年をかけての形成となる可能性が見て取れる。

調整波がどのタイミングで終わるのか、間に再度の推進波、調整波からならレンジなどを挟むのかなどの問題はあるが、調整波の形成とそれを下抜けた形での推進波となればある程度の下落も期待できそうな部分となっている。

CAD/JPY4時間足

下位の時間足
CAD/JPYの4時間足では下降トレンドがもう少し続く形となっている。
かなり値を戻してはいるが、調整波の4波までが形成されており、ここからの下降で5波の形成がなされるのかどうかに注目したいところだ。

ここからのトレードは4時間足上では難しいものがあるので、様子見を行いつつ、調整波の形成を待つ、上位時間足日足でのb波の形成となるのであれば上昇と転じる可能性はあるものの、上値は限定的となる可能性なども視野に入れたい。

Great