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石田 和哉

12日の米国市場はインフレが7月にピークを付けた可能性が米ミシガン大学消費者信頼感指数などの数字から楽観的な見方が市場の多勢を占めたことで米国市場は値を上げる展開となった。

S&P500は6月に付けた安値から実に17.7%の上昇となっており、本年の高値安値の値幅の50%水準、半値戻しとなるなど市場では底を付けた可能性、ここからの強気相場となるのではという見方が多勢を占める形となっている。

SLCマネジメントの投資戦略・資産配分担当マネジング・ディレクター、デック・マラーキー氏は「市場が今週、インフレに関する素晴らしいニュースを得たのは確かだ。ある面では勝利の美酒に酔いしれたが、決して『任務完了』ではなく、まだこれからが勝負と言える」と指摘するなどしている。

まだまだ慎重な姿勢をという意見もあるが、「実際には単なる数字にすぎないが、少なくとも底値付近で買った投資家の気分が良くなることは確かだ。悪いニュースはまだありそうだが、底を付けた可能性は非常に高い」など市場では楽観的な見方が強くなってきている。

(米ダウ推移)

(Reutersより)

8月3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
8月15日(月)
08:50 日本4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
08:50 日本4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)

8月17日(水)
18:00 ユーロ4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
18:00 ユーロ4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
21:30 米国7月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 米国7月小売売上高(前月比)
27:00 米国米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

8月18日(木)
18:00 ユーロ7月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
18:00 ユーロ7月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

8月19日(金)
08:30 日本7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本7月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 日本7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)

日米市場

日米市場共に堅調な展開となりそうだ。

日本市場は好調な米国市場動向を受け、大きく値を戻す展開となっている。
週末に700円近くと大きく値を戻したことから、週の前半部分では多少上値の重い展開になると思われるものの、週の半ばにかけて堅調な展開となりそうだ。
8月15日で決算発表が一巡した後は個別銘柄の物色で値を上げる展開もありそうだ。

米国市場はインフレ懸念が後退した事で楽観的な見方が強くなっている事から相場は堅調に推移すると思われる。
8月17日のFOMCの内容などには引き続き注意が必要となりそうだが、基本的には堅調な相場となりそうだ。

(米消費者信頼感指数推移)

(THE CONFRENCE BOARDより)

欧州市場

欧州市場・英国市場共に値を上げる展開となっている。
英国で12日発表されたGDP値が前月比で0.1%減であったものの、市場予想の0.3%減を上回った事で市場心理は改善している。
欧州市場でも賭け業者のフラッター・エンターテイメントが大きく値を伸ばしたことを受け、旅行レジャー部門が上昇に転じ、市場を底支えする形となった。
STOXX EUROPE600は週間で1.18%の上昇となっている。

(フラッター・エンターテイメント推移)

(Reutersより)

今週の為替(NZD/JPY)

NZD/JPY 日足

NZD/JPYの日足では三角持ち合いでの収束がみられる。

二等辺三角形の形ではないため、どちらの方向へ推移しやすいのか不透明な部分はあるものの三角持ち合いの形成となっており、三角の頂点に収束するほど勢いの付いたトレンド発生の可能性を見て取れる。

上昇下降の目安は今一つはっきりとしておらず、相場の状況、NAZ/JPYであれば米国市場動向に加えて、豪州市場、日本市場の動向にも注意を払いたいところだ。

NZD/JPY4時間足

NZD/JPY4時間足でも日足と同様の傾向が見て取れる。
日足に比べると4時間足は6倍の時間の流れ、ローソク足の本数が異なるが、上位の時間足と同じ形での推移となっており、下位の時間足で見られる大きなトレンドの中での別の形での推移が見られない状況となっている。

上位時間足に合わせる形で迷いの相場傾向が強いともいえるが、方向性の見えにくい・トレードのし難い形ともなっており、スイングトレードなどを行う際には上位の時間足をしっかりと確認してからのトレードが必要となりそうだ。

Great