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利上げ・景気後退懸念で大幅安に

23日の米国市場は値を下げて取引を終えた。

米国市場は週間でナスダックが5.03%の下落、S&P500は4.77%、ダウは4%の下落と米国市場は大きく値を下げている。
高値から20%以上の下落となった場合、弱気相場入りになると言われており、ダウ工業平均は1月4日の最高値36799.64から、9月23日の29590.41まで19.6%の下落となっておりかろうじて弱気相場入りは回避できたものの、このままの市場心理・弱気の市場動向のまま推移すれば弱気相場入りは確実となりそうだ。

トレードステーション・グループのマーケット・インテリジェンス部門バイスプレジデント、デビッド・ラッセル氏は「インフレがコントロールされつつあるという楽観論もあったが、FRBは事実上、そのような見方を黙らせた」と指摘。「FRBは雇用市場がまだ堅調なうちにインフレを止めようとしている」と述べるなどしている。

FRBによる米国経済の着陸がハードランディングになるのではという憶測も強くなっており、米国だけではなく、世界経済にとっても難しい状況、厳しい環境になると予想される。

ダウ平均推移

(reuterより)

 

9月5週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
9月27日(火)
20:30    米パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
23:00    米8月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00    米国8月新築住宅販売件数(前月比) 

9月28日(水)
08:50    日銀・金融政策決定会合議事要旨

9月29日(木)
21:30    米国4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)

9月30日(金)
15:00    イギリス4-6月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
15:00    イギリス4-6月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
18:00    ユーロ9月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
18:00    ユーロ9月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
21:30    米国8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
21:30    米国8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
21:30    米国8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 

日米市場 

米国市場では金利の上昇に歯止めがかからない状況となっている。
FRBによる経済対策も米国経済にとってハードランディングとなるという憶測が強くなっている金利の高騰が続く限り、株式市場の安定した推移と言うのは望みにくくなっているようだ。

米国金利が4%を下回る展開となる、FOMCでは年末までの4%台半ばまでの利上げは織り込み済みと言われているものの、ここから更に利回りの上昇が明確となれば株式のさらなる調整が起こる可能性もあり米国市場はFOMC通過前後には注意したいところだ。

日本市場はFOMC次第、金利次第であり金利の上昇が高止まりするようであれば戻りは期待できそうにない。

(米10年債 利回り)

(ロイターより)                   

欧州市場

欧州市場は続落する展開となっている。

英国市場ではタワーテング財務相が歴史的な減税、歳出の削減を発表。
所得税の引き下げや法人税の引き上げ凍結、エネルギー補助など様々な施策を発表したものの政府の借り入れが大幅に上昇する懸念が台頭した事で値を下げる展開となった。
欧州市場も続落しており、中央銀行のタカ派的な動きへの懸念、9月のユーロ圏総合購買担当者景気指数の低下などが市場の上値を抑え、市場を押し下げる形となっている。

(Euro Area Manufacturing PMI 推移)              

(TradinEconomicより)

今週の為替(GBPJPY)

GBP/JPY 週足

GBP/JPYの週足では上昇トレンドで形成されていた波動論上の推進波が終わりを迎えつつある様に見受けられる。
1-5波の推進波が終わり、a-c波で形成される調整波の形成をする王道として考えれば現在は調整波のa波を形作っている。

EUD/USDに関してはここからの戻りがあれば調整波a-cの形成が移動平均を超えて行われるはずであり、それらの形成を待ちたい所なっている。

週足という事、米国金利の異常値ともいえる数字、世界的な需要の悪化、英国では新政権での経済対策が更なる英国の債務上昇へと繋がるなどの懸念もありGBPは大きく動いている事から次の流れへの転換点には注目したい。