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雇用統計を受け米国市場は上値重く

雇用統計を経て2日のニューヨーク市場でドル円は5日続落となり134.31円まで円高なった。

パウエルFRB議長は先週11月30日の講演で「早ければ12月にも利上げ幅を縮小する可能性がある」と発言したことの流れを受けて米利上げ減速観測が高まる中、133.63円と8月16日以来のドル安値を更新したが、2日に発表された11月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比26.3万人増と予想の20.0万人増を上回り、失業率は3.7%と横ばいとなった。発表後、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢になり、一時136円手前までと大きく値が動いた。

その後引けにかけて再び円高へ押し戻された。市場では景気後退を巡る懸念が高まっているものの、賃金も上昇。しかし、FRBが今月から利上げペースを減速する軌道に変化はないとみられると、米10年債利回りも3.46%台まで低下した。

この雇用統計を受けた市場はFRBがインフレ対策としての利上げ路線を継続するのではという思惑が強くなり上値の重い展開となり12月初週を終えた。

オールスプリング・グローバル・インベストメントのシニア・インベストメント・ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は「賃金の伸びは8月から上昇トレンドにある」と指摘。「FRBの利上げ一服にはこのトレンドの反転を確認する必要がある」とし、それまでは利上げが続くだろうと述べた。

米国雇用統計は市場予想を上回ったものの、FRBによる利上げ継続という思惑によって米国市場が上値の重い展開となったものの、週明け以降の展開、年末に向けての展開に注意したいところとなっている。

(米雇用統計推移)

(U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICSより)

12月2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
12月5日(月)
24:00    米国11月ISM非製造業景況指数(総合)

12月7日(水)
19:00    ユーロ7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)           
19:00    ユーロ7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比) 

12月8日(木)
08:50    日本7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)   
08:50    日本7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)

12月9日(金)
22:30    米国11月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
22:30    米国11月卸売物価指数(PPI)(前月比)
22:30    米国11月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
22:30    米国11月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
24:00 米国12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

日米市場 

日本市場は上値の重い展開となりそうだ。第2四半期の決算関連から業績の良い悪いところが素直に反応となったと考えられるが、年末に向けて業績相場から依然と続く地政学的リスクや中国のコロナ対応緩和によって相場が影響されると考えられる。

米国市場動向を受けた日本市場は値を下げる展開となっており、12月中の上値追いは難しいと思われ、日本市場は週末に大きく値を下げ長期移動平均線が依然として下降となっている事などもあり、日本主体での週を通して方向性の見えない展開となりそうだ。

米国市場は雇用統計を無事に通過した事もあり、しっかりとした展開となりそうだ。
9日には米PPI、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表もあることから数字如何では良い展開も期待できそうだ。

(米雇用統計)

(Trading economicより)                

欧州市場

英国・欧州市場共に日本市場同様に上値の重い展開となっている。
米国雇用統計の発表が市場予想よりも強くなった事もあり、市場心理に重石となり上値の重い展開となった。

英国では金融系、小売系の上昇が石油系の下落に抑え込まれた事も影響を受けており、欧州市場でもエネルギー株、テクノロジー株が市場の上値を抑える形となっている。

中国経済の再開への期待もあるものの、利益確定の売りも出ている事で方向性の見えにくい展開はしばらく続きそうだ。

また、ロシア・ウクライナ問題によりパイプラインなどインフラに対しての安全性へ危機感が起こっており欧州市場での懸念材料となっている。

(ドイツフランクフルト証券所)  

(QONTIGOより)

今週の為替(AUD/USD)

AUD/USD 日足

AUD/USD日足では波動論上の推進波1-5波が終わり、調整波のa波の形成が見て取れる。
日足上で調整波の形成がなされている事からある程度の戻りの期待がある事から下位の時間足での買いを模索していきたい所となっている。

戻りの目安としては0.69500から0.71000付近までの戻りをa波-c波で形成してくる可能性があり、まずは平均足を超える価格帯からのb波での高値形成、その後は高値を抜ける部分からのc波の形成の流れに期待したい所となっている。

そのため、取引については大きく取れる可能性もあり、余力を持って行い積み増して行く考え方あると思われる。