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石田 和哉

7月1週の米国市場は雇用統計を受け、最高値を更新する展開に。

米国株式市場は週末に発表された雇用統計の数字が市場予想を上回ったものの、弱い部分不安材料としてコロナ禍前の2020年2月の680万人を下回るなど、好調な数字ではあったが、昨年の数字などと比較すると脆弱な部分があった事で米連邦準備理事会(FRB)が金利を据え置くのではという見方が市場を支える形となった。

賃金のインフレ高進も見られなかったこと、それによって労働市場の過熱感が数字となって示されなかったこともFRBが緩和策を維持するとの見方が広がり、金利の据え置きと合わせて上げ幅が拡大、米国市場は最高値で推移した。

週明けは米国市場が独立記念日で休日となっている事もあり、商い自体は低調であった。

(米国インフレ率推移)

(TRADING ECONOMICSより)

7月第2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

7月6日(火)
13:30 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
23:00 米6月ISM非製造業景況指数(総合)

7月7日(水)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

7月9日(金)
15:00 英5月月次国内総生産(GDP)(前月比)
21:30 カナダ6月新規雇用者数
21:30 カナダ6月失業率

日米市場

米国市場は雇用統計の数字を受けて好調となった。好調な雇用統計を受けて最高値を更新し続けている米国市場では積極的な財政出動への期待が相場を支えており、7日(水)に行われる米国FOMCを意識した展開、上値の重い展開となりそうだ。

日本市場は引き続きもみ合いの展開となりそうだ。東京都議会選挙の結果もある程度、影響を及ぼすと思われるが、欧州地域で新型コロナ感染症の感染者数が外出制限の緩和、変異ウイルスの蔓延などから再び感染者が増加に転じたことも懸念材料として意識されそうだ。

中国市場は製造業・非製造業PMIが下降傾向にあることから、中国経済の回復も失速しているのではないのかと言う懸念が上値を抑えそうだ。

米国産業別雇用変化 2021年6月 季節調整、6か月間の変化


(米国労働統計局より)

欧州市場

6月の欧州圏PMI速報値は製造業が63.1と先月と変わらずの高水準を維持、サービス業は58.0と先月から2.8上昇と大幅な上昇となっており、株高、市場の高値推移は続いているがコロナウイルス感染症の感染死者数が再び増加に転じているなど、懸念材料が今後、市場の上値を抑える展開となる可能性がある。

経済正常化による株高という流れが、コロナウイルス感染症による感染者数の増加で再びブレーキを掛けられる可能性もある。すでにロシアでは死者数が過去最高を更新するなど、猛威を振るっている。

英国でも1か月前の10倍にまで感染者数が増加、フランスではインド型が再び猛威を振るい感染拡大を引き起こす可能性を警告するなど、コロナウイルス感染症による影響はまだまだ続きそうだ。

ユーロ圏 PMI値


(TRADING ECONOMICSより)

今週の為替(AUD/USD)

AUDUSD 日足

AUDUSDの日足では長い上昇トレンドが転換を迎えつつある。赤い切り上げが紫色の切り下げに変化した事でダウ理論上のトレンドの変遷が起きているグランビル上でも4番目の買いサイン、6番目の売りサインの次、7番目の売りサインとなっており、波動論上でもC波ともいえることからトレンド転換のタイミングとなっている。

すでに下抜けたことでトレンドは上昇からレンジ、下降へと変遷する部分であり、ここから下落となれば38.2%~61.8%の間、白いライン3本までの調整の可能性がありそうだ。

38.2%~61.8%を意識したレンジ相場、再度の上昇という可能性もあるが、少なくとも現在の価格帯からの調整となることは間違いなさそうだ。

AUDUSD 1時間足

AUDUSD 4時間足

AUDUSDの1時間足はジグザグの形を描きながらの下降となっている。日足でも下降に入った事から1時間足でも大きな流れでは下降に入ると思われる。

4時間足でも同様の形となっており、基本的には下降トレンドとなっている。

上位の時間足でも下降となっていることで基本は売り目線となるが、上位時間足上でのちょっとした戻りが大きな揺り戻しとなる場合もあるので、上位足の動き、連動には注意したい所だ。

Great