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主要3株価指数、最高値更新

7月2週の米国市場は金融株がけん引して終える。

米国株式市場は金融株が上昇をけん引した結果、主要3株価指数は最高値を終値で更新する展開となった。一時は米国経済の景気回復が失速するのではという懸念が出たことで週の半ばに値を下げる展開となったものの、後半に持ち直しダウ30種は0.2%高、S&P総合500種とナスダック総合はともに0.4%高で週を終えた。

「相場は悲観的な状況から一転した」と指摘されるなど、コロナの感染状況は他国と比べると良好であること、この状況が続くと「潤沢なマネーと低金利に支えられる」事で米国経済の回復と相場は順調な展開となりそうだ。  

(米国ダウ平均株価)

  
(MarketWatchより)

7月第3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

7月13日(火)
21:30 米国6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 米国6月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
21:30 米国6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

7月14日(水)
11:00 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
23:00 カナダ銀行 政策金利
25:00 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

7月15日(木)
11:00 中国4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
11:00 中国4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
22:30 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

7月16日(金)
日銀展望レポート
日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30 日本黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
18:00 ユーロ6月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
18:00 ユーロ6月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
21:30 米国6月小売売上高(前月比)
21:30 米国6月小売売上高(除自動車)(前月比)

日米市場 

米国市場は好調な経済が市場を下支えする展開となりそうだ。IMFは2021年度の米国GDP成長率を7%と予想し、22年度にはインフレ率が2%、失業率は3%台になると予想しており、好調な経済成長が長期にわたって続くと考えられている。

日本市場は企業の決算時期には入ったものの、上方修正の出る時期ではないことで上値を抑えられるが、大規模な財政政策がとられている事で下値も限定的に推移すると思われる。上下に重い展開、はっきりとした市場展開は暫く起こらず、もみ合いに近い展開がここ数ヵ月は続きそうだ。

日本では夏枯れ、米国ではサマーラリーといった具合に明暗が分かれてしまう可能性もあるので注したいところだ。

※サマーラリー
米国の株式市場において、7月から9月までの夏場にかけ株価が上昇しやすい現象のこと。

※夏枯れ
夏になるとお盆休みなどで市場参加者が減るため株式市場の取引高が減少し、相場があまり動かなくなること。

(日経平均株価)

(日本経済新聞社より)

欧州市場

6月の欧州圏消費者物価指数の速報値はエネルギー価格が5月より伸び悩んだ事を受け速報値は鈍化した。また、6月のドイツ失業者数は2つ期連続で減少するなどしており雇用情勢の改善は続いている。ストック欧州600指数は上値を抑えられる展開となっている。高値圏では推移しているが5月以降、コロナウイルス感染拡大抑制のための規制の緩和が始まったが、コロナウイルス感染症の新規感染者が再び増加に転じている事から、経済への影響が懸念として再び意識されている。

英国では感染拡大が続いているが、ワクチン接種の普及によるウイルスとの共存に舵を切った形であり、この賭けともいえる様な政策によってワクチンがどれほど効果的に  働くのか世界は注目をしている。 

ジョンソン英国首相

(Reutersより)

今週の為替(EUR/JPY)

EURJPY 日足


EURJPYの日足では長い上昇トレンドが転換を迎え、下降トレンド若しくはレンジ相場入りの最初の切り下げを示している。紫の切り上げが高値・安値の両方で発生しており、ここから下がれば図の38.2~61.8での着地となりそうだ。

チャートは事象を織り込んでいると私は考えているのだが、ユーロ圏ではコロナウイルス感染症の感染者の増加が5月に入ってから欧州各国で施行された行動制限の緩和措置に伴って発生しており、行動制限中~行動制限後すぐの経済指標の上昇傾向とその後の感染者の増加がチャートにも表れている。 形的にはこのまま増加が続くか、何かしら別の要因も出ることで下降に転じ、調整局面となりそうだ。

EURJPY 1時間足

EURJPYの1時間足は大きく下降継続の形となっている。高値の切り下げ、安値の切り下げを継続して続けており、ある程度のスパンで見た場合には、一過性の上昇はあるが、再び下降に転じると考えられる。上位時間足でもトレンド転換の兆候が出ている事からも、1時間足上では長期間スパンでの下降は継続となりそうだ。