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石田 和哉

11月2週の米国市場は12日に発表された11月の消費者信頼感指数は66.8と、2011年11月以来の低水準となり、9月の米雇用動態調査も離職件数が440万件と過去最高を記録するなどした事で失望感が市場に広がったが、それほど材料視をされることなく市場は小幅に値を上げる展開となっている。

レノックス・ウェルス・アドバイザーズの最高投資責任者デイビッド・カーター氏は、低調な内容に終わったミシガン大消費者信頼感について「インフレは企業の収益よりも消費者を圧迫しているようだ」と述べ、「インフレが利益率を圧迫、もしくはコスト転嫁が可能かどうかを見極めようと、小売各社の業績見通しが注目される」など発言を行っており、消費者心理の悪化が年末商戦に影響を与える事で小売売上高や業績見通しに注目が集まっている。

米国雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予想の45万人を上回る53.1万人、失業率も先月から改善して4.6%となるなど好調に推移した事もあり、市場は過去さ高値を更新する展開となった。

CCI(消費者信頼感指数推移)

(OECD.orggより)

11月第3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

11月15日(月)
08:50 日本7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
08:50 日本7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)

11月16日(火)
19:00 ユーロ7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
19:00 ユーロ7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
22:30 米国10月小売売上高(除自動車)(前月比)
22:30 米国10月小売売上高(前月比)

11月17日(水)
19:00 ユーロ10月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
19:00 ユーロ10月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

11月19日(金)
08:30 日本10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30 日本10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本10月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

日米市場

日本市場は企業決算が一巡した事、選挙後も特に問題なく推移していることなどから材料に事欠くもみ合いに近い展開となりそうだ。
堅調な推移がこのまま続くのかどうか、米国市場の好調な推移に比べて割安感などが出るようであれば買いも入りそうだ。

米国市場は好調な企業業績が不安定な経済指標の数字を払拭する動きとなっている。
FRBによるテーパリングの実施の発表はそれほど影響を及ぼすことはないと考えられており、テーパリングの実施よりも年末商戦の売り上げ予想、需要に対して供給が追い付くのか?と言った問題が強く意識されそうだ。

(米小売売上高推移)

(Trading Economics)

欧州市場

9月のユーロ圏失業率は5か月連続で下降している事で、経済回復の推移が順調である事が示され、市場心理は改善。ストック欧州600は4週連続の続伸となっている。

また、主要企業の決算発表が好調である事で個別銘柄の物色の流れも発生している。
ECBラガルド総裁、シュナーペル専務理事などが利上げの可能性は低いと発言したことなども市場で好感されており、欧州市場は総じて好調な推移となっている。

その一方で、ドイルでは9月の鉱工業生産が市場予想を下回っており、一部の国では供給制約の影響が広がり続けている事、停滞感が出始めている。ドイツだけの問題となるのか、欧州全体への影響には注意したい所だ。

(EUストック欧州600推移)

今週の為替(GBP/JPY)

GBP/JPY 4時間足

GBP/JPYの4時間足の解説では波動論上の下げの5波の最後が形成されている。

エリオット波動論は上昇5波、下降3波と言われているが、エリオット波動が開発された時代には空売りの仕組みがなかったことから上昇のみを考えたものであるが、空売りが出来る、売りも考えられる時代となった現在に当てはめるのであれば下降5波、上昇3波もあり得ると考えている。

ここでは上昇の1-5波、a-c波が終わり、そこから下降1-5波が形成されている。
5波の形成が終われば上昇のa-c波が形成されると思われることから雲を抜けて移動平均線をも上回るようであれば、そこからの戻りで上昇の1-5波の初動に乗ることも可能となりそうだ。

Great