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石田 和哉

1日の米国市場は米労働省が1日発表した3月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月より43万1000人増加、堅調な伸びを示し、失業率は3.6%と2020年2月以来となる2年ぶりの水準に改善した事を受け市場は堅調な展開で推移する形となった。

オールスプリング・グローバル・インベストメンツのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は「雇用の増加は幅広く、職場に戻る人が増えている」と指摘。「次回のFOMCまでに発表される他の指標もバラ色なら、FRBは50bpの利上げとバランスシートの積極的な縮小発表に安心感を覚えるだろう」と述べる等、米FRBがインフレ抑制に向けて利上げペースを速めるのではとの憶測も強くなっている。

それに加えて、ロシアとウクライナでの和平交渉への期待が後退している事などもあり市場は堅調に推移したものの、小幅な値動きとなっている。

ISMの3月製造業景況指数は57.1と先月より低下しており、供給網が引き続き逼迫している事を示しているものの、市場としては悪材料とはなり得ず、FRBによる早期の利上げの可能性が上値をさえているようだ。

米国雇用率推移

(TradinEconomicssより)

4月第2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
4月5日(火)
23:00 米国3月ISM非製造業景況指数(総合)

4月6日(水)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

4月7日(木)
20:30 ユーロ欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

日米市場

米国では6日に行われるFOMC議事要旨のタカ派寄りの内容である事を受けた調整が行われると予想されている。前述しているが50bpの利上げに対しての見解や時期に関してどの程度の議論がなされるのかに注目したい所であり、上値はある程度抑えられる展開となりそうだ。

日本市場は底堅い展開となりたいところだが、市場で予想されていたロシアとウクライナによる停戦交渉の進展が難航している事などが警戒を緩めていた市場に再び警告を鳴らすこととなりそうだ。

(日経平均推移)
(Yahoofinancより)

欧州市場

欧州市場では欧州600指数が上値を抑えられる傾向となっている。
中国上海市が28日から都市封鎖を行うと発表した事でサプライチェーンへの影響が懸念されている。

3月のユーロ圏PMIは製造業が57.0、サービス業が54.8と2月から低下した。
コロナウイルス感染症による経済活動制限の解除後の経済回復を受けた需要の増加はあるものの、ロシアによるウクライナ侵攻による影響が数字となって表れ始めていると思われる。

(ユーロ圏 製造業PMI値)

(TradinEconomicsより)

今週の為替(EUR/USD)

総括

EUR/USD(日足)

EURUSDの日足ではエリオット波動がいくつかパターンとして考えられる形となっている。
青線の1-5波が終わり、ピンク線の1-4へと繋がる形、白線の1-5波が形成され次の波が発生する形。

青線の1-5波の後、図では記載していないがa-c波に近いものが形成され、ピンク線で再度1-5波を形成していく形などが考えられる。

上下どちらの可能性もあるともいえる状況となっており、上位時間足の週足上でトレンドの全値戻りが出る様であればまだ下値の余地がありそうだ。

はっきりとした断言のしにくい部分となってはいるが、上昇に転じる場合にはピンク線の2波と3波で形成された高値が意識される様にはなりそうだが、上昇に転じるまでに時間が掛かってしまう場合には別の高値が意識されると思われ、その際には別の推進波や調整波などが発生、レンジ相場や三角持ち合いなどが形成されてからの展開となりそうだ。

下位の時間足でも同様の形、日足の展開が細かくなった形が出現しており、現時点では外部環境、ウクライナ問題、FBRの議事要旨の内容などで大きく形も変化すると思われる。

Great