(function() { var didInit = false; function initMunchkin() { if(didInit === false) { didInit = true; Munchkin.init('105-GAR-921'); } } var s = document.createElement('script'); s.type = 'text/javascript'; s.defer = true; s.src = '//munchkin.marketo.net/munchkin.js'; s.onreadystatechange = function() { if (this.readyState == 'complete' || this.readyState == 'loaded') { initMunchkin(); } }; s.onload = initMunchkin; document.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s); })();(function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:1422437,hjsv:6}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.defer=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'https://static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');

石田 和哉

15日の米国市場は小幅続伸で週を終える形となったが、S&P500が2017年以来となる7週連続の続伸、値を上げる展開となった。

FRBのハト派転換の影響は続いているが、NY連銀の総裁が利下げ観測をけん制するなどしたことで楽観的な見方が後退。
それによる市場の上値、重石が小幅高で週を終える要因ともなっている。

ボケ・キャピタル・パートナーズ(ピッツバーグ)のキム・フォレスト最高投資責任者は「サンタクロース・ラリーと呼ばれるようなことが起こるかどうかは分からないが、あらゆることを考慮すると、ここから上昇に転じる可能性はある」と述べるなどしている。

経済状況の見通しも明るく、金利も上げ止まった米国市場が年末に向けて、クリスマス商戦に向けてラストスパートを切った様だ。

(S&P500推移 )

(Reutersより)

12月3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
12月19日(火)
--:-- 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
19:00 ユーロ 11月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
19:00 ユーロ 11月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

12月21日(木)
22:30 米国7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)

12月22日(金)
08:30 日本11月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 日本11月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本11月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:50 日本日銀・金融政策決定会合議事要旨
16:00 英国 7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
16:00 英国 7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
22:30 米国 11月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
22:30 米国 11月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
22:30 米国 11月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
24:00 米国 11月新築住宅販売件数(年率換算件数)
24:00 米国 11月新築住宅販売件数(前月比)

日米市場
日本市場は底堅い展開となりそうだ。
米国市場が最高値を更新し続ける中で日経平均は33,200円の壁に阻まれた格好となっている。
年初来高値をここから更新することはかなり難しいとは思われるが、米国市場の堅調な展開を受けて33,200円の壁を抜けることが出来るのかどうか?に焦点が集まりそうだ。

簡単に抜けてきてもおかしくない状況ではあるのだが、年内にある程度、高値圏で推移しておけば来年の懸念となる中国経済などへの対応も容易になると思われる。

ここから33,200円をどれくらいで抜けてくるのか、3‐400円高を1度するだけで抜けて来ることも可能であることから、拍子抜け的な上昇に期待したいとこでもある。

米国市場は高値圏にありどこまで伸びるかが注目である。

(日経平均推移)

(Reutersより)

欧州市場
英国市場は反落、欧州市場は小幅続伸となっている。
英国市場はFRBが来年利下げに踏み切る可能性があると観測が流れたことで投資家心理が改善したものの、英国と欧州では政策金利高止まりするのでは?という観測が流れたことで米国発の楽観観測を押し流した格好となっている。

欧州市場は同様の流れの中で米国金利の利下げが好感され小幅に値を上げる形となっており市場参加者の考え方の差、楽観度合いの差が数字となって出ているようだ。

クリスマス商戦やEU消費者物価指数、英GDP値などイベントも数多くあることから慎重な流れ、日本市場と同様の展開となるのではないのだろうか。

(英FTSE推移)

(Reutersより)

今週の為替(NIKKEI225)

NIKKEI225日足(一目・5MA・20MA・100MA )

日経225での推移を見てみよう。
日経平均は34,000円を意識した水準で上値を形成しており、上値形成時の高値が5波とa波への変換、トレンドの転換部分となっている。

上値が32,200円台で頭打ちとなっている中で安値の切り下げが起きており、現在の価格から推移するとすれば2波での下落となる可能性もある。

最高値は34,000円台である事から上昇に転じる可能性も十二分にあるものの上値は重くなっている事から上昇の勢いはなさそうだ。

下抜きとなった場合のシナリオをメインに考えていきたい。
そんな分岐点となっていると考えられる。

Great