(function() { var didInit = false; function initMunchkin() { if(didInit === false) { didInit = true; Munchkin.init('105-GAR-921'); } } var s = document.createElement('script'); s.type = 'text/javascript'; s.defer = true; s.src = '//munchkin.marketo.net/munchkin.js'; s.onreadystatechange = function() { if (this.readyState == 'complete' || this.readyState == 'loaded') { initMunchkin(); } }; s.onload = initMunchkin; document.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s); })();(function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:1422437,hjsv:6}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.defer=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'https://static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');

石田 和哉

21日の米国市場は半導体大手エヌビディアが3.22%の下落となった事を受け、半導体関連に幅広売りが出た結果、S&P500、ナスダック総合が値を下げる形となり、ダウは若干のプラスで終えている。

シンプリファイ・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、マイケル・グリーン氏は「エヌビディアの独壇場」とし、オプション取引でもエヌビディアが活況となっている状況を指摘した。

また、投資家はFRBによる年内の利下げ時期を見極める上で経済指標やFRB当局者の発言に注目を行っている様だ。

ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、賃金の伸びがまだ高すぎる可能性があるために、インフレ率を2%に低下させるには1、2年かかる可能性があると指摘。高金利が長期化するとの懸念が高まっている。

要人発言、幹部発言など突発的な材料・イベントには注意したいところだ。

(ダウ 推移)

(Reutersより)

6月4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
6月26日(水)
23:00 米国 5月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 米国 5月新築住宅販売件数(前月比)

6月27日(木)
21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)

6月28日(金)
15:00 英国 1-3月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
15:00 英国 1-3月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
21:30 米国 5月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
21:30 米国 5月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 米国 5月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
21:30 カナダ 4月月次国内総生産(GDP)(前月比)
21:30 カナダ 4月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)

日米市場
日本市場は引き続き、60日線と100日線を強く意識する展開となっている。
60日線と100日線がデッドクロス直前となっており、日経平均は上抜き・下抜きのどちらかへ抜けてくる状況が近づいている。

先週の下落では100日線を下回る展開が3日ほどあり、21日の終値は100日線の直下という事もあり、今週は上値が重い展開、下方向への推移となりそうだ。

米国ではエヌビディアの下落によるS&P500 、ナスダック総合の下落も発生しており、再度の調整、利益確定売りが発生すると思われる。

米国市場はFRBによる利下げがどの段階で行われるのか?次第となっている。

(日経平均推移)

(Reutersより)

欧州市場
英国・欧州市場共に値を下げて週を終えている。
欧州市場はフランスのマクロン大統領が国民議会の解散総選挙を発表し、STOXX欧州600を初めとし英国、アジア、米国と多くの市場で週間ベースでの下落をもたらしたが、IGグループのシニア市場アナリスト、アクセル・ルドルフ氏は「慎重に回復しつつあるが、フランス総選挙を巡って選挙当日まで不安定さが続くだろう」と指摘するなどしている。

英国ではフランス解散総選挙を受けて一時は値を下げたものの、イングランド銀行が目標としている消費者物価指数が2%にまで低下した事を受けて、利下げを開始するのではという期待が高まり楽観的な見方が散見される状況から週間では反発の展開となっている。

(英FTSE推移)

(Reutersより)

今週の為替(USD/CAD)

USD/CADの4時間足の予測をお話したい。

USD/CAD4時間足は1.35900-1.38465付近でのレンジ(BOX)が形成されており、ここからの上下の抜けである程度の動意が見られる形となっている。

レンジ7割、トレンド3割と言われているが、ここからの抜けが出た場合には直近の上昇トレンド、23年12月27日から24年4月16日までの上昇の38.2%と0%がレンジの上下値となり、1.35110が50%、1.34330が61.8%として下落の節目となりそうだ。

綺麗な形でのレンジ、0%と38.2%を綺麗に意識した形ともなっており、ここからの下落にはある程度の勢いを伴った展開が期待できそうだ。

ほぼ満足