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石田 和哉

28日の米国市場はバイデン大統領とトランプ元大統領とのテレビ討論会を受けた政治的な不透明感が強くなり、市場にとって重石となった。

バイデン・トランプの討論会は経済、中絶、移民と幅広い問題についての討論を行ったが、序盤ではバイデン氏が言葉に詰まるシーンや同氏が風邪をひいていたなど、高齢過ぎる部分が継続に疑問の声となって8月の党大会で噴出する可能性など、政治的な混乱を引き起こす可能性もささやかれている。

グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トーマス・マーティン氏は、27日の第1回討論会でのバイデン氏の不安定なパフォーマンスが株価を圧迫したと指摘。「人々は大統領選挙で何が起こるか考えようとしている。討論会後、不確実性は減るどころか、むしろ増大している」と述べた。

(27日討論会)

(Reutersより)

7月1週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
7月1日(月)
08:50 日本 4-6月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
23:00 米国 6月ISM製造業景況指数

7月2日(火)
18:00 ユーロ 6月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
18:00 ユーロ 6月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
22:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

7月3日(水)
21:15 米国 6月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国 6月ISM非製造業景況指数(総合)
27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

7月4日(木)
20:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

7月5日(金)
21:30 米国 6月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国 6月失業率
21:30 米国 6月平均時給(前月比)
21:30 米国 6月平均時給(前年同月比)

日米市場
日本市場は100日線を割れこんでくると思われたが、米国の好調な展開を受けて大きく値を戻す展開となっている。

チャート上では下方向に推移する可能性が強いと思われていたが、28日は39,583.08円で1日を終えるなど40,000円を意識する形での推移となっている。

米国で27日に行われた討論会の結果を受けて、米国市場は値を下げる展開となり為替も1ドル160円台での推移となっていることから、ここから素直に40,000円を目指すのかどうか?難しい展開となっている。

(日経平均推移)

(Reutersより)

欧州市場
英国市場は下落して取引を終えている。
先週に引き続き、英中央銀行による利下げを巡る懸念が、2024年第1・四半期GDPの数字を受けて懸念が高まった事が値を下げる要因の1つとなっている。

欧州市場も同様に下落して取引を終えており、フランスの下院の解散総選挙を受けた政局の不透明感が市場に影を落した格好だ。

英国でも7月4日に選挙があり、世論調査通りとなるのか、フランスでも解散総選挙で与党が議席を大きく減らすのか、極右政党の勢力拡大の危険性など様々な問題が重石となって来るだろう。

(仏CAC40推移)

(Reutersより)

今週の為替(USD/CAD)

先週に引き続き、USD/CAD4時間足について解説する。

USD/CAD4時間足はレンジでの推移となっているが、レンジを抜けてくるようであれば下方向でもある程度の値幅を取ることが出来そうな形となっている。

政局的な不安、地政学リスクなど突発的な問題が発生しなければ、レンジは直近のトレンドの0%の1.38450付近がレンジの高値、38.2%の1.35860付近がレンジの安値として意識されており、レンジの中央付近が23.6%の1.36890を中心に推移している形となっている。

下抜けた場合には38.2%の1.35860を下抜けてくることから、50%の1.35120や61.8%の1.34330付近にまで値を下げてくる可能性がある。

逆に上振れの場合には0%の1.38450を抜ける事となり、その場合には2023年11月に付けた高値と2022年10月に付けた高値が上値抵抗線として立ち塞がることになりそうだ。

ほぼ満足