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片山博義さんが語る、夢への一歩を支える「負けない設計」

挑戦を続けるために必要なのは、いつも前へ進むことだけではない。
うまくいかなかった理由を振り返ること。無理に動かず、立ち止まること。そして、失敗しても再び挑戦できる状態を残しておくこと。
今回のDreamers in Focusでは、サッカー選手、指導者、事業家、FXトレーダーとして、さまざまな世界を歩んできた片山博義さんに話を聞いた。
2026年8月には、著書『人生を変える!負けないFX投資術 5万円から始める前に知っておきたい相場の見方』を出版する片山さん。
サッカーとFXでの経験を通じて見つけた、挑戦を一度で終わらせないための「負けない設計」に迫る。

勝つために、まず負けない方法を考える

片山さんの「負けない設計」の原点には、サッカー監督として培ってきた戦術の考え方がある。
試合の目的は、もちろん勝つこと。それでも片山さんは、最初から勝ち方だけを考えるのではなく、まず「どうすれば負けないか」というところから戦術を組み立ててきた。
「試合はもちろん勝つために戦います。でも、戦術を考えるときは、どうすれば負けないかというところから入ります」
ここでいう「負けない」とは、守りに徹することでも、一度も失敗しないことでもない。
相手や状況を分析し、大きく崩れる可能性を減らすこと。たとえ思いどおりの結果にならなくても、次の判断につなげられる状態を残しておくことだ。
監督として試合を振り返るときも、片山さんは勝敗だけを見ない。グラウンドを細かく分け、選手同士の距離やボールの速さまで分析し、なぜその結果になったのかを考える。
勝つために、まず負ける可能性を見つめる。
この考え方は、片山さんがFXと向き合ううえでも、大切な軸になっていった。

うまくいかない理由を、知る

片山さんがFXを始めたのは約20年前。
当時は相場の仕組みも分からず、取引を始めると価格が予想とは反対に動くように感じていた。感情を抑えられず、モニターを壊すほど悔しい思いをしたこともあったという。
周囲に教えてくれる人もいないなか、それでも片山さんはFXをやめなかった。
「僕は解析することが好きなんです。うまくいくことにも、うまくいかないことにも必ず理由がある。その理由の根本を見つけて、改善することに喜びがあります」
負けたことを忘れようとするのではなく、なぜうまくいかなかったのかを知りたい。
その思いから、片山さんは約3年をかけて相場の基本を学び、自分の判断や感情とも向き合ってきた。
FXをサロンで教えるときも、その姿勢は変わらない。
結果だけを見るのではなく、「なぜその判断をしたのか」「なぜ決めたことを守れなかったのか」まで振り返る。同じことを学んでも、判断の仕方や感情の動きは人それぞれ違うからこそ、自分自身の癖に気づくことを大切にしているという。
一度の判断ですべてを失わないこと。うまくいかなかった経験を次の判断に使える材料へ変えること。そして、自分の状態を知ったうえで次の選択をすること。
サッカーで培った「負けない」という考え方と、原因を突き止めようとする片山さんの姿勢。その二つが重なり、現在の「負けない設計」へとつながっている。

「やらないこと」が、次の一歩になる

夢や目標に向かうとき、多くの人は「何を始めるか」「何を増やすか」を考える。
一方、片山さんが大切にしていることの一つが、「何をやらないか」を考えることだ。
「みんな前へ進むことは考えますが、立ち止まることはあまり考えないと思います」
条件が整っていなければ動かない。感情が乱れているときには判断しない。行動する理由だけでなく、行動しない理由も持つ。
「何かをすることで夢に近づくと思いがちですが、意外と、やらないことによって早く近づける場合もあります」
片山さんは、それを「やらない挑戦」と表現する。
前へ進むことだけが、挑戦ではない。
立ち止まって自分の状態を見つめ、進む方向を選び直すことも、次の一歩につながっていく。

片山さんにとって「Dream Beyond Borders」とは?

「今いるコンフォートゾーンから抜け、次の場所へ移っていくこと。」
そのために必要なのは、勢いだけではない。うまくいかなかった理由を考え、ときには動かない選択をしながら、再び挑戦できる状態をつくっていく。
これまで幾度も環境を変え、新たな道を選び続けてきた片山さん。
「一歩進むことも、立ち止まることも、すべては次の挑戦へ向かうための選択になる。大切なのは、ただ前に進むことではなく、そのときの自分に必要な選択をすることだ。」
それが、片山さんの「負けない設計」なのかもしれない。

『人生を変える!負けないFX投資術
5万円から始める前に知っておきたい相場の見方』
著者:片山博義

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