Nick Goold
適切なストップロスの設定方法
ストップロスはリスク管理でとても重要ですが、どこに設定するかは簡単ではありません。エントリー価格に近すぎると、通常の値動きでもストップロスにかかり、その後のチャンスを逃してしまうことがあります。反対に、遠すぎると必要以上に大きなリスクを取ることになります。
ストップロスを設定するときは、決まったpips数や「いくらまでなら損してもよいか」だけで決めるのではなく、相場の構造、トレンド、最近の値動き、ボラティリティを確認しましょう。
目安になるのは、直近の高値・安値、サポート・レジスタンス、移動平均線、トレンドラインなどです。自分のトレードの考え方が崩れる重要な価格帯の少し外側にストップロスを置くことがポイントです。価格がそこまで動いた場合は、最初に考えていたトレードのシナリオがまだ有効かどうかを見直す必要があります。
下の練習ツールでは、いくつかの異なる相場状況でストップロスの設定を練習できます。適切だと思う位置までストップロスのラインを動かしてみましょう。設定した位置について、すぐにフィードバックを確認できます。
ストップロスの位置を決めたら、次は取引量を決めます。ストップロスの位置とポジションサイズは、セットで考えることが大切です。
特に、ボラティリティが変化しているときは重要です。値動きが小さい相場ではストップロスを近めに設定できますが、値動きが大きい相場では、より広い幅が必要になることがあります。すべてのトレードで同じストップ幅を使うのではなく、まず相場に合わせてストップロスの位置を決め、その後でロットサイズを調整しましょう。
ロットサイズを調整する
例えば、EURUSDのトレードで100ドルまでリスクを取るとします。ストップ幅が20pipsの場合、約0.50ロットならリスクは約100ドルです。一方、ストップ幅を50pipsにする必要がある場合は、約0.20ロットに減らすことで、リスクを約100ドルに保つことができます。
20pipsのストップ × 0.50ロット ≈ 100ドルのリスク
50pipsのストップ × 0.20ロット ≈ 100ドルのリスク
ストップ幅が広い=ロットサイズを小さくする。ストップ幅が狭い=ロットサイズを大きくする。このように調整することで、ストップロスを相場に合った位置に置きながら、リスクを一定に保つことができます。
損切りになったトレードから学ぶ
ストップロスにかかったからといって、必ずしも悪いトレードだったとは限りません。分析やストップロスの位置が適切でも、相場が予想と反対に動くことはあります。損切りになった後の値動きを振り返ってみましょう。ストップロスにかかった後に価格が反転することが多ければ、ストップが近すぎる可能性があります。反対に、損失が必要以上に大きくなっている場合は、ストップが遠すぎる可能性があります。
一貫したリスク管理を身につける
基本的な流れは、相場を分析する → ストップロスの位置を決める → ストップ幅を確認する → ロットサイズを計算するです。毎回完璧な位置にストップロスを置くことはできません。大切なのは、リスクを管理し、トレードから学びながら、少しずつ判断力を高めていくことです。
さらに学んでトレードを改善する
ストップロスの設定は、トレードに必要な知識の一つです。Titan FXの教育コンテンツでは、初心者から上級者まで、基礎知識、マーケット、トレード戦略、リスク管理、トレード心理、コピートレードについて学ぶことができます。記事やクイズを使って学習することもできます。
Titan FXの研究所では、トレードに役立つさまざまなツールも利用できます。例えば、サポート&レジスタンスツールでは、さまざまな市場の重要な価格水準を確認でき、ストップロスや利益目標を決める際の参考になります。

