石田 和哉
米国市場は復活祭の休日を前に、イランがオマーンとホルムズ海峡の船舶航行を監視するための議定書を作成しているとの報道や安全確保に向けた対応を協議するため、英国が呼びかけた有志国によるオンライン会合が開かれたこと等から市場では安定的な見方が多勢を占め、値を上げる展開となっていたが原油価格は112ドルを超える展開となっており、週明けの米国市場がどの様な展開となるのか不透明な状況となっている。
イラン情勢を巡る決着も不透明であることから、トランプ大統領の発言がどの様に展開していくのか?政府高官の更迭など話も出てきており、米国市場は不透明な状況が続く展開となりそうだ。
(原油価格推移) 
(Reutersより)
4月第2週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
4月6日(月)
23:00 米国 3月ISM非製造業景況指数(総合)
4月8日(水)
27:00 米国 連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
4月9日(木)
21:30 米国 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
21:30 米国 2月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
21:30 米国 2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 米国 2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
4月10日(金)
21:30 米国 3月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国 3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 米国 3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 米国 3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
日本市場
日本市場は53,123.49円で週を終えており、週間で1,068円高、月間では2,158円安での推移となっている。
イランによるホルムズ海峡閉鎖が続き、原油高が続く中で米国の対応が二転三転し問題の長期化の傾向も強くなってきており、米国動向にも注目が必要となっている。
原油価格も112ドルと高値を更新する展開となっており、市場の方向性が見通せない状況が続きそうだ。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州・英国市場共にまちまちの展開となった。
英国市場は反落する展開となった。
トランプ大統領がイラン攻撃を続けると発表したことから値を下げる形となったが、ホルムズ海峡の再開への期待もあり底値の固い展開となっており、週明けの市場に
期待をつなぐ展開となっている。
欧州市場も同様に値を下げる展開となっており、ノルウェーとデンマークが休場となっていたこともあり、薄商いとなったことも影響しているようだ。
原油高も続いており、どのような影響が出るのか?値を下げるのかどうかは週明けの原油価格とイラン情勢次第となっている。
(STOXX欧州600推移)
(Reutersより)
今週の為替(AUD/JPY)

AUD/JPY4時間足を解説していきたい。
AUD/JPY4時間足では下降トレンドからの転換部分に差し掛かっているようだ。
波動論推進5波の後、調整波の形成がなされているとは思われるが、高値の切り上げが余りにも低い(抜けた価格が狭い)ことから調整波とはとらえずにレンジとして意識される可能性もある部分となっている。
図上ではレンジとみなして高値(H)と安値(L)を記載しており、レンジに転換、もしくは転換、下降トレンド継続であったとしてもHもしくはLの抜けの有無が重要となる。
波動論の調整波は歪に見えるが、無理をすれば後付け解釈で意識されていたと捉えることもできる形であるものの、HとLの上値抵抗線と下値支持線が重要であることに変わりはなく、トレードはHとLを抜けるか抜けないかをメインとしてとらえても問題はないだろう。
