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石田 和哉

米国市場は中東紛争終結に向けた和平への期待から大幅に値を上げる展開となった。
ルビオ国務長官は22日にイランとの協議で一定の進展が見られているものの、引き続き課題が残っているとの認識を表明。イランが核兵器を保有しないことが最大の懸案で、濃縮ウラン​の扱いのほか、ホルムズ海峡の再開問題についても協議が必要と改めて発言するなどしたことが投資家の安心、好感を呼びダウ工業30種は場中に最高値を更新するなど、買い意欲旺盛な市場展開となった。

オーシャンパーク ・アセットマネジメントのジェームズ ・セント ・オービン⁠最高投資責任者 は「決算シーズンは非常に好調で、一部を除き経済指標もかなり堅​調だった。ファンダメンタルズの見通しは非常に堅調にみえる」と指摘。その上で「​イラン紛争は少なくとも株式市場にとって大きな障害だが、きょうのニュースは明るい内容で、それが多少なりとも市場の支えになったのだろう」と述べるなどしており、原油高が続く中での実体経済への影響などは不透明ではあるものの、市場は上昇基調へと再び舵を切った可能性も出ている。

(ダウ推移)

(Reutersより)

5月最終週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
5月28日(木)
21:30 米国 4月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
21:30 米国 4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 米国 4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
23:00 米国 4月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 米国 4月新築住宅販売件数(前月比)

日本市場
日本市場は63,339.09円で週を終えており、週間で2,039円高、月間では3,622円高での推移となっている。

日本市場は米イランでの停戦交渉に向けた期待が投資家心理を改善させた事が幅広い買いにつながり、大きく値を上げる形で週を終え、週間でも大幅高と先週の下落を取り戻す形で推移している。

原油価格は100ドル前後と2月末の60ドル台から大幅の値上がりとなっており、原油価格高騰が経済状況のどのような影響を及ぼしてくるのか?6月以降の経済動向などに注意が必要になりそうだ。

6万円台で足元を固めることが出来るのかどうか、要人発言・世界情勢次第では1日で5万円台に落ち込む事もある事から腰を据えたトレードを心掛けたい処となっている。

(日経平均推移)

(Reutersより)

欧州市場
欧州・英国市場は値を大きく上げる展開となった。
両市場共に中東情勢の解決期待が市場心理を改善させる事ととなり買いの強い展開となり、週間ベースで英国FTSE100種は2.66%、欧州STOXX600は3%の大幅高で推移する形となっている。

英国小売売上高の4月の減少率は25年5月以来の大きさとなっており、原油価格の高騰が個人消費に影響を及ぼしている可能性、今後の中銀政策への影響や実体経済への影響など原油価格の高騰が続くほど経済への影響を考えなければならない状況となっている。

英国では政局も不安定となっていることから、2つの問題が成長の足かせとなる可能性も指摘されている。

(欧州STOXX600推移)

(Reutersより)

今週の為替(EUR/JPY)

EUR/JPY4時間足を解説していきたい。

EUR/JPY4時間足の4時間足では三角持ち合いからの上値抜けを待つという形を見て取ることが出来る。
三角持ち合いという性質上、上下の価格のどちらを抜けても抜けは成立するのだが図中に示した青四角部分が下髭を何度もつけていることから下値はかなり意識されやすい、反発しやすい状況と見て取ることが出来る。

三角持ち合いの上抜けの場合には買いのチャンス、下抜けの場合には急激に戻る何かしらの強い意識価格(大口の買戻し価格帯、買い増し価格帯など)となっている可能性が高いことから慎重なトレードを心掛けたいところだ。

ほぼ満足
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