石田 和哉
米国市場は米ナスダックに上場したスペースXの株価が急騰したこと、イラン情勢の戦争終結に向けた合意が近いとの見方が強くなり米国主要3指数が上昇、週間ベースでも7%高の展開となった。
ロングボウ ・アセット ・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者は、和平交渉の進展を巡る報道が市場心理を支えたと指摘。「和平合意への希望はまだある。トランプ大統領は攻撃を中止した。第三者も和平合意が進んでいることを確認している」と述べるなど市場は先週の下落から一転して値を上げる展開となった。
スペースXの今後の推移、イラン情勢に注目となっている。
(ダウ推移)
(Reutersより)
6月第3週の注目ポイント(経済指標)
時間表記:日本時間
6月16日(火)
--:-- 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
6月17日(水)
18:00 ユーロ 5月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
18:00 ユーロ 5月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
21:30 米国 5月小売売上高(前月比)
21:30 米国 5月小売売上高(除自動車)(前月比)
27:00 米国 連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 米国 ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
6月18日(木)
20:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:00 英国 中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
6月19日(金)
08:30 日本 5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 日本 5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本 5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
日本市場
日本市場は66,020.04円で週を終えており、週間で72円高、月間では3,365円高での推移となっている。
日本市場は週間ベースでは値動きはないものの、12日に米国で上場したスペースXの株価が急騰、米国市場が好調な展開となったことをうけ日経平均はCMEベースではあるものの+1,300と週明けは大きく値を上げて開場することは間違いなさそうだ。
週明けは好調な展開となることは間違いなく、米国市場がどこまで値を伸ばせるのか?次第となっている。
利益確定の売りで値を下げていたハイテク関連株の値戻しにも注目となっている。
(日経平均推移)
(Reutersより)
欧州市場
欧州・英国市場共に続伸となった。
イラン情勢の戦闘終結に向けた合意が近いとの期待が市場を押し上げる形となった。
早ければ14日にもスイスジュネーブにて戦闘終結に向けた覚書が署名される可能性があると報道されるなど中東情勢の沈静化に伴う原油価格の安定に期待が高まっている。
14日の署名が現実のものになれば週明け以降も好調な展開になると思われるが署名がなされなかった場合でも戦争終結期待による買いは続きそうだ。
(FTSE100種推移)
(Reutersより)
今週の為替(EUR/USD)

EUR/USD4時間足を解説していきたい。
EUR/USDの4時間足は何度目かの一目均衡の雲を上抜けた部分、トレンド転換の可能性のある部分となっている。
チャート上では直近でも一目の雲を上抜ける部分となっており、再度の上抜け挑戦と言ったところだ。
図中の安値(L)はわずかに切り上げており、ここからの戻しで高値(H)を抜けてくればダウ理論の切り上げ、上昇への転換となる可能性がある。
一目均衡の雲を上抜けつつ、高値(H)を抜ければある程度の上昇も期待できそうだ。

