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石田 和哉

米国市場の動向
先週末の米国株式市場は、値を下げる展開となった。

AI・ハイテク株への警戒が強まり、NASDAQは週間で約4.5%下落、S&P500も約2%下落しており、米国株は水準としては高値圏にあるものの、AI関連投資の収益性や高い金利への懸念が表面化しており、上値を追いにくい状況となっている。

今週は、Meta・テスラ・ネットフリックスなどの企業決算に加え、10月PMIや住宅関連指標があること、特に、AIへの巨額投資が実際の売上・利益につながっているかが、ハイテク株の反発を判断する重要な部分となっている。

アージェント・キャピタル・マ​ネジメントのポートフォリオマネジャー、ジェド・エラーブルック氏は「新築の一戸建て住宅であ‌れ、巨大⁠なデータセンターであれ、あらゆるものの資金調達コストが上がっており、株式市場のさまざまな分野に影響する」「きょう最も好調なのは、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄だ」と述べるなどしている。

(ダウ推移)

(Reutersより)

今週の重要経済指標まとめ(2026年10月第3週)

時間表記:日本時間
2026年10月19日(月)
11:00 中国 7–9月期実質GDP(前期比)
11:00 中国7–9月期実質GDP(前年同期比)

2026年10月20日(火)
15:00 英国 9月失業率・失業保険申請件数
21:30 米国 9月住宅着工件数
21:30 米国 9月建設許可件数
23:00 米国 9月中古住宅販売保留指数

2026年10月21日(水)
08:30 日本 9月貿易統計
15:00 英国 9月消費者物価指数(CPI、前年同月比)

2026年10月22日(木)
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
21:30 米国 失業保険継続受給者数
23:00 ユーロ 10月消費者信頼感(速報値)
23:00 米国 9月景気先行指標総合指数

2026年10月23日(金)
08:30 日本 9月全国消費者物価指数(CPI、前年同月比)
08:30 日本 9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本 9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
15:00 英国 月小売売上高(前月比)
17:00 ユーロ 10月製造業PMI(速報値)
17:00 ユーロ 10月サービス業PMI(速報値)
17:30 英国 10月製造業PMI(速報値)
17:30 英国 10月サービス業PMI(速報値)
22:45 米国 10月製造業PMI(速報値)
22:45 米国 10月サービス業PMI(速報値)
22:45 米国 10月総合PMI(速報値)
23:00 米国 10月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)

日本市場の動向
10月9日の日経平均終値は 65,324.29円となり、先週比で3,324円の下落となった。
意識されると思われていた7万円台には到達せずに、下落に転じ、一時64,000円台にまで下落、その後は65,000円台に値を戻しての推移となった。

今週は、米国の大手テクノロジー企業の決算、日本の消費者物価指数、米国の金利動向が重要となり、特に、AI関連企業の巨額投資が将来の利益につながるのか、市場が納得できるかが、半導体関連株や日経平均の方向を左右する形となりそうだ。

日経平均は引き続き7万円を意識できるかどうか?が重要となりそうだ。

(日経平均推移)

(Reutersより)

欧州市場の動向
10月16日(金)の欧州株式市場では、主要指数のSTOXX 欧州600が644.74ポイントで終了し、週間では2%超上昇する形で推移した。
米国のAI関連株が大きく売られる場面があったにもかかわらず、企業決算への期待を背景に週間では上昇したことで、6月下旬以来の好調な週となった。

現時点では、STOXX 欧州600が630〜655の範囲でもみ合う展開となると思われ、ドイツ株は産業・半導体関連の動き次第、フランス株は高級品需要や財政懸念、英国株はエネルギー価格と金利動向次第といったところとなっている。

(STOXX欧州600推移)

(Reutersより)

為替分析、EUR/USDの見通し

今週は先週に引き続きEUR/USDを解説していきたい。

EUR/USD(ユーロ・ドル)の4時間足は先週から良い形で推移しており、一目均衡の雲を抜ける部分となっている。
ここからの流れは再度雲に潜り、高値を形成する必要があるのだが、現時点では高値の目安が形成されており、波動論でいう1-2波の形成となれば第3波での推移が期待できる。

図中の38.2~50.0%までの上昇となる可能性もあり、先週からの61.8%よりも50%が目下の上昇目安として意識される様になってきた。

第1-2波(2波は形成中)で形成されると思われる高値が想定以上に低くなった事で38.2%、50%までの値幅が出来たことで61.8%までの上昇にかなりの力が必要になることから、目下のところ50%までの上昇を考えていきたい。

今週の世界株式市場 Q&A

Q1. 今週、世界の株式市場で最も注目すべきことは?
A. AI関連企業の決算が、株式市場の下落を留めれるのか?に注目が集まっています。

Q2. なぜ日本株は欧州株より大きく下落したのですか?
A. 日経平均は、値動きの大きいAI・半導体関連の大型株の影響を強く受けるためです。

Q3. 今週、投資家が最も警戒すべきリスクは何ですか?
A. AI関連株の下落が、金利上昇や地政学リスクと重なった場合に警戒が必要になります。

Q4. インフレが再び問題になると、株式市場にはどのような影響がありますか?
A. 利下げ期待が後退し、金利上昇を通じて株価の重荷になる可能性がある。物価上昇が続くと、中央銀行は政策金利を高く維持、追加利上げを検討する可能性があります。

ほぼ満足
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